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kuliu2
Cisco Employee
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はじめに

Local Packet Transport Services (LPTS) は CPU の過負荷からシステムを守る機能です。 
hardware police による、フロー毎(listen 項目)の rate limit を実施しています。
必要に応じて、policer values の調整により rate limit の値を定義することができます。

LPTS の通過 Packet 及び、破棄 Packet は下記コマンドで確認可能です。

show lpts pifib hardware entry brief location <LC>

 

実例紹介

Topology:
IXIA から NCS55A2 の Gi0/0/0/2 10.10.11.1 まで、HTTP パケットを印加します。

IXIA---------------------------------------NCS55A2
10.10.10.2       >>>HTTP traffic>>>        Gi0/0/0/2 10.10.11.1

 000000000000000.png

 NCS55A2  LPTS 上にて、 "http default" フローの rate limit  "0" に定義します

lpts pifib hardware police
 flow http default rate 0

下記のコマンドから、LPTS にて該当のパケットが HTTP ではなく、"Flowtype" が "TCP-default" として認識され、 
すべて "Drop" したのではなく、一部 "Accept" されるようになっていることが分かりました。 

#show lpts pifib hardware entry brief location 0/0/CPU0
Type   DestIP  SrcIP  vrf  L4 LPort/Type  RPort  npu  Flowtype        DestNode  PuntPrio   Accept  Drop    
IPV4   any     any    0    6  any         0      0    TCP-default★  Dlvr       RP0LOW    1157★  32892★

 

結論

これは HTTP のエントリーが LPTS の listen 項目に実装されてないことに起因した仕様動作となります。
そのため LPTS にて http default rate 0 で制限をかけても、HTTP フローとして制限されずに HTTP の上位層プロトコル TCP-default にて制限されることとなります。

 

 

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