Service 分類についてで説明した Priority に基づいて、実際にどの様に
Traffic が分類されるかを説明します。(このドキュメント例では、priority は
⑤Flavor -> ⑥Protocol -> ⑦Zone -> ⑧Initiating side として考えます。)
例1
Service A は、Flavor が F1 で、その他はどの様なパターンでもいいサービスとして登録されていて、
Service B は、Protocol が HTTP で、その他はどの様なパターンでもいいサービスとして登録されて
います。
この時、Flavor が F1, Protocol が HTTP という特徴をもった Traffic が SCE に印加された場合を
考えます。 Service A では、Flavor がマッチし、Service B では Protocol がマッチしますが、
Flavor の方が Priority が高いため、最終的に Service A に traffic は分類されます。
例2
Service A は、Protocol が HTTP、Zone が Z1 で、その他はどの様なパターンでもいいサービスとして登録されていて、
Service B は、Protocol が HTTP、Initiating side が subscriber で、その他はどの様なパターンでもいいサービスとして
登録されています。
この時、Protocol が HTTP, Zone が Z1, Initiate side が Subscriber という特徴をもった Traffic が SCE に印加された
場合を考えます。 Service A では、Protocol と Zone がマッチし、Service B では Protocol と Initiating side がマッチ
します。両 service とも Protocol がマッチしますが、その次に Priority が高い Zone がマッチしている Service A に
最終的に traffic が分類されます。
例3
Service A は、Flavor が F1 で、その他はどの様なパターンでもいいサービスとして登録されていて、
Service B は、Protocol が HTTP、Zone が Z1, Initiating side が subscriber で、Flavor はどの様な
パターンでもいいサービスとして登録されています。
この時、Flavor が F1, Protocol が HTTP, Zone が Z1, Initiate side が Subscriber という特徴をもった
Traffic が SCE に印加された場合を考えます。Service A では、Flavor のみがマッチし、Service B では
Flavor 以外のすべてのパラメータがマッチしますが Flavor の Priority が最も高いので、最終的には
Service A に traffic が分類されます。