はじめに
- 本ドキュメントは、Cisco AMP for Endpoints ConnectorとSky社SKYMENUをインストールしたエンドポイント上で、SKYMENUの「復元」機能を使用時のAMP for Endpointsへの影響を確認することを目的とします。
- Sky社SKYMENUについてはSky社Webサイトをご参照ください。
- Cisco.com上のAMP for Endpoints互換性リストへの記載は本件の対象としておりません。
前提条件
本ドキュメントの情報は、以下の環境における検証結果となります。バージョン等の環境が異なる場合は、異なる結果となる場合がございますため、ご注意ください。
- SKYMENUサーバ: Windows 2008R2, SKYMENU Pro 2017
- SKYMENUクライアント: Windows 10
- Cisco AMP for Endpoint: Windows Connector 6.0.7.10670
SKYMENUサーバ設定
以下の通り、SKYMENUの復元除外設定は不要となります。
復元除外設定については、SKY社のWebサイトをご確認ください。
(AMP for Endpointsにおける除外設定とは異なりますのでご注意ください。)

SKYMENUクライアント
SKYMENUクライアントで使用した端末のsysteminfoは、以下の通りです。

Cisco AMP for Endpoints設定
SKYMENUの復元機能の影響を受けることから、TETRAは無効にする必要があります。

また、以下のPath Exclusion(除外設定)を設定することを推奨します。
Path: CSIDL_PROGRAM_FILESX86\Sky Product
Path: CSIDL_PROGRAM_FILES\Sky Product
検証結果
再起動によるSKYMENUの復元を複数回実行したところ、毎回AMP for Endpointは新しいPolicyをダウンロードする挙動が以下のDevice Trajectoryの画面の通り、確認されたが、その他は特筆される影響はございませんでした。このことから、SKYMENU側の「復元」機能の利用時には、復元除外フォルダ、ファイル、レジストリは、少なくともAMP for EndpointsのTETRA設定が無効であれば、不要と判断します。

お問い合わせ先
本ドキュメントに対するお問い合わせ、ご要望等は、弊社営業担当・代理店様までお願いいたします。