セキュリティアプライアンス Cisco 170 シリーズ(C170/M170/S170) では2台の
ディスクドライブでRAID構成になっておりますが、このRAIDは
ソフトウェアによるRAIDでディスクは運用中の引き抜きは対応しますが
入れ替えには対応していないので交換の際には注意が必要です。
ディスク故障によりディスクを交換する際には以下の手順で行ってください。
1.アプライアンスの動作中に交換対象のディスクを取り除きます
アプライアンスの動作中、フロントパネルから交換対象のディスクの右側の
ボタンを押し、レバーを引いてディスクを抜き出します
2. アプライアンスを停止します
WebUI または CLI から管理ユーザでアクセスし、シャットダウン操作をおこない、
アプライアンスを停止します
WebUI の場合、[システム管理(System Administration)]
- [シャットダウン/サスペンド(Shutdown/Suspend)] 画面上、
[システムオペレーション(System Operations)] セクションの [操作(Operation)]
ドロップダウンリストから [ シャットダウン(Shutdown)] を選択します。
CLI の場合、"shutdown" コマンドを実行します。
3. 交換用ディスクを差し込みます
アプライアンスのシャットダウンが完了後、停止した状態で交換用ディスクを
1. の操作でディスクを抜いたスロットへ差し込みます
4. アプライアンスを起動します
アプライアンスのスイッチを入れ、起動させます。
起動後、交換ディスクに対してRAIDの再構成が行われます
なお、交換に用いるディスクにデータが含まれていると RAID 再構築が失敗する
ことがあります。交換用のディスクをそのままご利用ください。
上記操作は "Cisco 170 Series Hardware Installation Guide" の
"Removing and Installing Hard Disk Drives" の手順とは異なりますので
ご注意ください。