キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
1003
閲覧回数
5
いいね!
0
コメント
yunlhe
Cisco Employee
Cisco Employee

 

はじめに

 

FMC にて、Threat Defense Service Policy を利用して特定通信の TCP セッションタイムアウト値を設定できます。

本ドキュメントでは、FMCにて特定通信のTCP セッションタイムアウトの設定方法及び動作確認方法を紹介します。

FMC バージョン 7.2.5 及び FTD 7.2.5を元に確認、作成しました。

 

特定の通信のTCP セッションタイムアウトの設定手順

 

特定の通信を選定するため、まずは以下の手順で Access Control List を作成します。

11.png

 

Policies > Access Control に進み、使用する Access Control Policy の edit アイコンをクリックします。

22.png

 

Advanced をクリックし、また、Threat Defense Service Policy の edit アイコンをクリックします。

33.png

 

事前作成したAccess Control Listを指定します。

44.png

 

指定したいタイムアウト値に設定します。本記事では例として30分に設定しました。

55.png

 

 

動作確認

 

デフォルトでグローバルの TCP セッションタイムアウトは 60 分であり、最初セッションのtimeoutは 60 分となります。

TCP outside: 192.168.200.22/21 (192.168.200.22/21) inside: 192.168.100.11/1339 (192.168.100.11/1339), flags UIO N1, idle 28s, uptime 31s, timeout 1h0m, bytes 122

 

特定の通信の TCP セッションタイムアウト値を 30 分に設定した後、以下のようにTCP セッションタイムアウトは 30 分になったことを確認できます。

TCP outside: 192.168.200.22/21 (192.168.200.22/21) inside: 192.168.100.11/1457 (192.168.100.11/1457), flags UIO N1, idle 4s, uptime 7s, timeout 30m0s, bytes 122

 

グローバルの TCP セッションタイムアウト値については Device > Platform Settings > Platform Setting Policy から設定できます。

66.png

参考情報

 

Cisco Secure Firewall Management Center Device Configuration Guide, 7.2

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします