本ドキュメントでは、Cisco Identity Services Engine(Cisco ISE)におけるバージョン情報の確認方法をご案内いたします。
弊社TACにお問い合わせいただく際には、必ずご利用のISEの適用パッチを含めたバージョン情報をご確認の上で、SRオープン時に共有ください。
なお、本ドキュメントはISE 2.2 patch3、および、ISE 3.3 patch3での確認結果を元に作成しております。
ISE CLIにConsoleもしくはSSHにてログインしてください。
ログイン後、以下のコマンドを実行します。
ise/admin# show version
Cisco Application Deployment Engine OS Release: 3.0
ADE-OS Build Version: 3.0.2.216
ADE-OS System Architecture: x86_64
Copyright (c) 2005-2014 by Cisco Systems, Inc.
All rights reserved.
Hostname: ise-22-vc
Version information of installed applications
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Cisco Identity Services Engine
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Version : 2.2.0.470
Build Date : Thu Jan 26 11:52:23 2017
Install Date : Thu Dec 21 12:28:52 2017
Cisco Identity Services Engine Patch
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Version : 2
Install Date : Thu Dec 21 15:05:03 2017
Cisco Identity Services Engine Patch
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Version : 3
Install Date : Wed Feb 21 14:42:23 2018
ise/admin#
「Cisco Identity Services Engine」として出力されているものがISEのバージョン情報となり、「Cisco Identity Services Engine Patch」のうち、最後に出力されたものが最終的に適用されているパッチバージョン情報となります。
Web GUIにログインしてください。
ログイン後トップの右上の歯車アイコンをクリックいただき、さらに「About Identity Service Engine」をクリックしてください。

ポップアップでバージョン情報が表示されるため、こちらをご確認ください。

「Version」がISEのバージョン情報となり、「Installed Patches」が適用されているパッチバージョン情報となります。
Web GUIにログインしてください。
ログイン後トップの右上のユーザアイコンをクリックいただき、さらに「About ISE and Server」をクリックしてください。

ポップアップでバージョン情報が表示されるため、こちらをご確認ください。

「Version」がISEのバージョン情報となり、「Patche Information」が適用されているパッチバージョン情報となります。
なお、ISEではクリティカルな問題も含めた不具合の修正をパッチバンドルという形で提供しております。
既知不具合に起因して何かしら問題が発生することも少なくありませんため、可能な限り最新のパッチを適用したうえで運用いただければ幸いでございます。
念の為、以下にバージョン3.3を例として関連ドキュメントをご案内いたしますが、ご利用のバージョンに合わせて、適宜ドキュメントをご確認いただけますようお願いいたします。
・最新パッチ情報についてはこちら
・リリースノートについてはこちら
・パッチ適用手順についてはこちら