はじめに
本ドキュメントでは、Secure Email Gateway ご利用時に「Invalid Analysis service key」のアラートを受信された場合の対処方法について説明します。
事象
Secure Email Gateway (SEG) でファイル分析機能をご利用の場合、以下のような「Invalid Analysis service key」のアラートが発生する場合があります。
Invalid Analysis service key. Please contact the Cisco TAC with the analysis id:
xxxxxxxxxxx
原因と影響
SEG内部に保管されているファイル分析のキーが利用できなくなっているために発生するアラートになります。このアラートが発生している場合、SEGからファイル分析サーバが利用できなくなっています。
対策
SEGのWebUIから一度ファイル分析を無効化し再度有効化すると、ファイル分析のキーが再設定され復旧する場合があります。具体的な手順は以下になります。
1. SEGのWebUIから「Security Services」 > 「File Reputation and Analysis」をクリックします。
2. 「Edit Global Settings」 をクリックします。
3. 「Enable File Analysis」のチェックを外し、「Submit」をクリックします。
4. 設定変更をコミットし、変更を反映します。

5. 同様の手順で、「Enable File Analysis」にチェックを入れてファイル分析を有効にします。
上記手順を実行後もアラートが継続する場合は、TACへのケースオープンをお願いいたします。
参考
Secure Email Gateway エンドユーザガイド
Support Case Manager(SCM) ケース作成ガイド