キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
888
閲覧回数
3
いいね!
0
コメント
tkitahar
Cisco Employee
Cisco Employee

 

※ 2024 年 11 月 11 日現在の情報をもとに作成しています

 

1.  概要

 

DNS ポリシーや Web ポリシーで使われるブロック/警告ページは、ある程度、内容をカスタマイズすることが可能です。本記事では、ブロック/警告ページのカスタマイズについて紹介します。

 

2.  カスタム外観の作成

 

カスタマイズされたブロック/警告ページを作成するには、Umbrella Dashboard のポリシー > ポリシーコンポーネント > ブロックページ外観で新しい「カスタム外観」を作成します。まずは、右上の追加ボタンをクリックします。

 

tkitahar_0-1731286225190.png

 

「新しいブロックページ外観の追加」画面が表示されますので、各項目を好きなように編集していきます。

 

  • 管理者へメールを送る機能の追加
  • ロゴの変更
  • ブロックページの一部テキストの編集 (またはリダイレクト)
  • 警告ページの一部テキストの編集

 

まずは、「ブロックされたユーザがブロックページから管理者に連絡できるようします。」というオプションを有効にして、連絡先のメールアドレスを入力します。

 

tkitahar_1-1731286225191.png

 

これにより、実際のブロックページに「ブロック解除を依頼する」というセクションが追加され、フォームから管理者へメールを送ることができるようになります。

 

tkitahar_2-1731286225193.png

 

次に、ブロックページの新しいロゴをアップロードします。サポートされている画像フォーマットは、PNG と JPEG のみです。

 

tkitahar_3-1731286225198.png

 

これにより、実際のブロックページのロゴが更新されます。

 

tkitahar_4-1731286225200.png

 

デフォルトでは、ブロックページの中央部分に、「XXX はネットワーク管理者によってブロックされました。」というようなメッセージが表示されますが、このメッセージを書き換えます。スタイルの指定、リンク、列挙、文字寄せといった簡単な編集機能が利用可能です。

 

tkitahar_5-1731286225201.png

 

これにより、実際のブロックページの中央部分のメッセージが変わります。なお、[domain] という記述は、実際にブロックされた際のドメイン名に置き換えられます。

 

tkitahar_6-1731286225202.png

 

また、メッセージを書き換える代わりに、「ユーザを次のURLにリダイレクトします」にチェックを入れて、URL を入力した場合、そもそもブロックページは使われなくなり、代わりに指定した URL へリダイレクトされます。

 

tkitahar_7-1731286225203.png

 

別途、Web サーバーを用意してあり、完全にオリジナルのブロックページを画面に表示したい場合に、このオプションを使用します。

 

最後に、警告ページのメッセージの書き換えを行います。ブロックページの場合と同じ方法で編集が行えます。

 

tkitahar_8-1731286225204.png

 

これにより、実際の警告ページの中央部分のメッセージが変わります。

 

tkitahar_9-1731286225206.png

 

なお、警告ページは、ユーザーのアクセスをブロックする目的のものではなく、ユーザーのアクセスに対して注意喚起を行うためのものです。具体的には、ユーザーがアクセスした際に警告文が表示され、[続行] ボタンを押せばサイトにアクセスできます。

 

カスタム外観の作成は以上となります。

 

3.  カスタム外観のポリシーへの適用

 

カスタム外観は、各ポリシーに紐づけることで、初めて利用できます。DNS ポリシーに設定する場合、DNS ポリシー内の「適用されたカスタムブロックページ」で紐づけを行います。

 

tkitahar_10-1731286225206.png

 

なお、DNS ポリシーには、そもそも警告の機能がないため、ブロックページのみが使われます。

 

一方で、Web ポリシーでは、警告ページとブロックページを使い分けることが可能です。Web ポリシーに設定をする場合、まず Web ポリシー内の「ブロックページと警告ページ」で紐づけを行います。

 

tkitahar_11-1731286225212.png

 

その後、個々のルールの中で、ルールアクションを「警告」にした場合は警告ページが、「ブロック」にした場合はブロックページが表示されるようになります。

 

tkitahar_12-1731286225213.png

 

※ 許可の場合は、どちらのページも使われません

※ ルールごとに、カスタム外観を変えることも可能です

 

4.  実際のページ例

 

最後に、これまで行った設定によって、各ページがどのように変化したかを紹介します。以下の画像は、カスタマイズ前のブロックページです。

 

tkitahar_4-1731288065405.png

 

以下の画像は、カスタマイズ後のブロックページで、赤枠が変更箇所です。

 

tkitahar_2-1731287969332.png

 

※ 画像は DNS ポリシーのものです

 

以下の画像は、カスタマイズ前の警告ページです。

 

tkitahar_5-1731288132825.png

 


以下の画像は、カスタマイズ後の警告ページで、赤枠が変更箇所です。

 

tkitahar_0-1731287800750.png

 

※ 警告ページには、管理者へメールを送る機能は表示されません

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします