キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
1566
閲覧回数
5
いいね!
0
コメント
tkitahar
Cisco Employee
Cisco Employee

 

2019 年 10 月 10 日現在の情報をもとに作成しています

 

1. はじめに

 

ポリシーに含まれる Content Categories では、Blogs や Social Networking などといった「ドメインが属するカテゴリー」ごとにブロックするか否かを設定できます。

 

この Content Categories についてよくある質問として、「各々のドメインが属するカテゴリーをどのように決めているか」というのがあります。このことについての詳細は非公開となっていますが、カテゴライズの参考としているいくつかの情報源は公開されています。

 

本記事では、Content Categories の主な情報源である OpenDNS Community と Talos について説明します。

 

Cisco Umbrella User Guide - Manage Content Categories

https://docs.umbrella.com/deployment-umbrella/docs/content-categories

 

2. OpenDNS Community

 

OpenDNS は、Cisco が基本無料で提供しているセキュリティ機能付きの DNS サービスで、Cisco Umbrella と共通のプラットフォームを使用しています。そして、OpenDNS Community は、OpenDNS ユーザーのためのコミュニティー サイトで、この中でユーザーによる活発なコミュニケーションが行われています。

 

OpenDNS Community には、Domain Tagging というページがあり、この中の「Submit Domains」というタブで「ドメインとカテゴリーの関連付けの新しい提案」を行ったり、「Vote On Domains」というタブで「既存の提案への投票」が可能となっています。そして、このページで決定したドメインとカテゴリーの関連付け情報は、基本的に Cisco Umbrella でも採用されます。

 

また、以下の画像のように、個々のドメインでどのようなカテゴリーが提案/受理/却下されたかを調べることも可能です。

 

pic1.png

 

なお、各カテゴリに現在登録されているドメインのリストを表示することはできませんが、現在提案されているドメインのリストは、「Show undecided domains:」プルダウンから調べることが可能です。

 

pic2.png 

 

3. Talos

 

Talos は世界でも有数のネットワーク脅威に関するリサーチ組織で、Cisco の各セキュリティ製品から集められた情報などを基に、日々調査が行われています。

 

Cisco Umbrella でも Talos への情報提供を行っていますが、一方で、Talos が別の製品などから入手したドメインに関する情報を取り入れています。以下のサポート記事は 2018 年に Talos から新しいカテゴリーが導入されたことを紹介しています。

 

Introducing Cisco Umbrella's New Content Categories

https://support.umbrella.com/hc/en-us/articles/115006975008-Introducing-Cisco-Umbrella-s-New-Content-Categories

 

なお、Talos が管理しているドメインのカテゴリーに関する情報は、Talos の Web サイト内の IP & Domain Reputation Center で確認することが可能です。

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします