はじめに
本ドキュメントは、NVM モジュールが XDR にフローデータを送信する際に Proxy を利用できるようにする設定方法について説明します。
Proxy サポートについて
NVM モジュールは、以前は Proxy をサポートしておらず、インターネット上のサーバと直接通信できる必要がありましたが、以下の機能拡張により Cisco Secure Client 5.1.3.62 以降では Windows の NVM モジュールでは Proxy がサポートされるようになりました。
CSCwj27599: CLI Proxy support for NVM XDR on Windows
この機能拡張については Cisco Secure Client 5.1.3.62 のリリースノートに記載されております。
Proxy の設定方法
CSCwj27599 のタイトルにもあります通り、GUIではなく CLI で設定する必要があります。
設定手順は以下の通りです。このコマンドは Windows 10 で動作を確認しました。
うまくいかない場合は、Microsoft 社のドキュメント等を確認してください。
Proxy を設定するコマンドは以下の通りです。(< > は外してください)
netsh winhttp set proxy <プロキシアドレス:ポート番号>
Proxy 設定を確認するコマンドは以下の通りです。
netsh winhttp show proxy