ACI の物理構成要素
ACI は、APIC, Leaf, Spine で構成されます。
構成要素 |
役割 |
APIC (エーピック)
(Application Policy Infrastructure Controller)
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ACI 構成を管理するコントローラ。
物理的には1RU のラックマウントサーバ
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Leaf (リーフ) |
APICやサーバ、隣接するネットワーク機器等を収容するスイッチ
例: Nexus 9396PX, Nexus 93128TX
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Spine (スパイン) |
Leaf 間を接続するスイッチ
例: Nexus 9336PQ, Nexus 9508(N9K-X9736PQ)
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※Leaf スイッチ、 Spine スイッチは役割が分かれており、Nexus9000シリーズは、Leaf用のスイッチ、Spine用のスイッチが分かれています。
物理接続
絵にすると以下のようになります
※APIC-M3/L3を利用する場合には10/25G x4ポート搭載のVIC1455が利用されますが、Leafに接続するポート構成には注意がありますので、以下のページおよびそこにリンクされている公式情報を合わせてご確認頂ますようお願いします。
APIC M3/L3 接続時の注意点
ポイントを以下にまとめます
- APIC は Leaf に接続
- Leaf と Spine の間は 40G で接続
- Spine は Leaf にのみ接続
- Leaf 同士は直接接続しない
- サーバや外部のルータはLeaf に接続
- APIC, Leaf, Spine の管理ポートは管理用ネットワークに接続(Out-of-band 管理ネットワーク)