ACI Design Webinar 4th Season
第1回 ACI Endpoint Learning Deep Dive 資料
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ACI Design Webinar 4th Season 第1回と第2回で連続して ACI Endpoint Deep Dive をお届けします。資料全体の配布は第2回完了後に第2回のページにて公開予定ですが、資料冒頭の "Endpoint Learning 要点" の部分を先行して公開します。全体資料参照時にも、こちらの要点資料を合わせて参照いただき、見合わせてご活用頂ければと思います。
Webinar時に頂いたご質問と回答を記載しておきます。
ご質問 |
回答 |
External EPGの扱いについて |
ACI内のEndpointは個別のMACアドレスとIPアドレスがEndpoint TableとCOOP DBにエントリされ、Subnetには依存せずにEPGに対してマッピングされますが、External EPGはSubnet Prefixが紐付けられる対象として扱われます(ただし、External EPGに紐付けるSubnetはRouting学習とは無関係のため、Prefixの区切り方は自由です。/32を設定することも可能です)。
ACI内部のEPGと同様に、External EPGもVRFに紐付けられるとともにpcTagで区別され、Contractによって結びつける対象となります。
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L3outの先はRemote Endpointとしては学習しないとのことだが、その場合全ての通信がSpine経由となるのか? |
Border Leafが学習した経路情報はVRFに紐づけてACI内部のMP-BGPを通じて非Border Leafに再配布されるため、非Border LeafはL3out外部にある経路をSpineに依存することなくBorder Leafに転送することが可能です。
ACI外部の通信相手はRemote EndpointとしてEndpoint Tableにはエントリされないため、LPMに基づくRIBベースで転送されることとなります。
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※本資料は 2020/04 時点の情報を元に作成されています。内容の正確性には注意を払っておりますが、必ず正式なガイドの参照や実機での確認を合わせて行って頂けますようお願い致します。