2023-03-31 09:59 AM
ACIで運用を行っている中で、特定のパケットフローがどの Leaf から入って、どの Leaf から出ていくのかをと知りたいケースがあると思いますが、ACI の機能であるVisibility & Troubleshooting を使うことで パケットフローの可視化を行うことができます。
Visibility & Troubleshooting のいくつかの機能を紹介します。
まず、GUI の タブから Operations -> Visibility & Troubleshooting に移動して Session を作成します。この例では Source に ACI Fabric 内に登録されている Endpoint を、Destination には、外部ネットワークアドレスの External IP を設定してみます。 Last Minutes に 情報取得する期間を設定します。(デフォルトは 直近 240 分)
設定したら Submit ボタンを押します。しばらくすると トポロジーが表示され、Source Endpoint から 宛先IPまでの フローがどの Leaf を経由しているかが分かります。
[Faults] 画面には、前に選択した 2 つのエンドポイントを接続するトポロジと、検出されたエラー が表示されます。指定された通信のエラーのみが表示されます。どの場所でもエラーがあれば、 重大度を伝えるために特定の色で強調表示されます。
Faults の詳細は画面左上のハンバーガーメニューから参照できます。
[Drop/Stats] は、トポロジと、ドロップからのすべての統計情報が表示され、ドロップの存 在箇所(存在しない箇所)を明確に把握できます。ドロップ イメージをクリックすると分析の 詳細を表示できます。
Drop/Events の詳細は 画面左上のハンバーガーメニューから参照できます。
発生した契約のドロップのリストが表示されます。これは個々のパケットロ グ(ACL ログ)であり、送信元インターフェイス、送信元 IP アドレス、送信元ポート、宛 先 IP アドレス、宛先ポート、およびプロトコルなどの各パケットについての情報が表示さ れます。
Event and Audits では 詳細なEvent情報、設定変更に関する情報を時系列で参照できます。
ERSPANを設定して SPAN Destination ( EPG, APIC 等) に capture data を送り、解析することが可能です。
Visibility & Troubleshootinghttps://www.ciscolive.com/c/dam/r/ciscolive/emea/docs/2019/pdf/LTRACI-3010.pdf
Demo: Visibility and Troubleshooting with Cisco ACIhttps://www.youtube.com/watch?v=qsD3AL-jX9I
Cisco APIC Troubleshooting Guidehttps://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/csm/policyautomationcntrllers/apppolicyinfracntrller-ap/tg/001/b_APIC_Troubleshooting.pdf
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/aci/apic/sw/4-x/troubleshooting/Cisco-APIC-Troubleshooting-Guide-401/b_APIC_Troubleshooting_4x_chapter_0110.html
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