ポリシー概要
ポリシーは、Intersight Workload Optimizer(IWO)が、以下の制御をするビジネスルールを設定
- リソース割り当てを分析する方法
- リソースステータスを表示する方法
- アクションを推奨または実行する方法

※本投稿では、Automation Policiesについて解説
Automation Policiesの主要な設定項目
アクションモード
自動化ポリシーを作成し、特定のエンティティまたはグループに範囲を指定し、下記3つのアクションモードを設定する
1つのエンティティに2つのアクションが競合=優先順位:Recommend > Manual > Automated(控えめな設定が優先)

Default Policies
すべてのエンティティタイプには、デフォルトのポリシーが存在デフォルトのポリシーは、デフォルトの設定を定義するをすべての設定パラメータに定義済み
- アクションモード(Automatedは無効)
- オーケストレーションの設定
- しきい値(該当する場合) …etc
ユーザ独自で指定した範囲に対してデフォルト設定をオーバーライドすることも可能

Scope
ユーザ独自で指定した範囲(エンティティ)に対してデフォルト設定をオーバーライドすることが可能
範囲指定では、1 つのエンティティが 2 つの異なる範囲に入っている可能性がある(DefaultとScopeなど
用途例
- 特定のエンティティの分析設定を変更 別のしきい値などを設定したい場合
- アクションモードの変更 別のアクションモード [自動(Automated)]
Policy Schedule
ポリシーが有効になる時間枠を設定(毎月/毎週/毎日/1回、開始日、時間、継続時間/分、タイムゾーン)
1 つのエンティティが 2 つの異なる範囲に入っている可能性がある
- 優先順位:Policy Schedule > Scope > Default
用途例
- 特定のエンティティの分析設定を変更 エンティティの一部のグループについては別のしきい値などが必
- アクションモードの変更 特定の範囲に対して別のアクションに対してアクションモード:Automation

Automation Policies作成方法
設定画面
トップ画面より、設定 – Policies を選択

新規作成
Policy Management画面より、New Automation Policy を選択

タイプ選択
設定したいPolicy Typeを選択
例:Virtual Machine

ポリシー設定

Automation Policies動作確認
検索 – Groupsより作成したGroupを選択
作成したグループのみのサプライチェーンが表示されていることを確認しPoliciesを選択

設定したポリシーが適用されていることを確認
- VM Policies
- VM Settings - ACTION AUTOMATION - VCPU Resize Up

参考:Scaling Constraints
各ポリシーのしきい値を確認するには、Scaling Constraintsを確認する
また、ACTIVE POLICYに表示されている名前をクリックすることにより詳細(右図)が確認可能(環境に合わせて編集可能)

