はじめに
DCNM では他のプロダクトと同様、解析に有用な Techsupport を取得することができます。
ケースオープンの際はこちらを取得下さい。
概要
Techsupport は現在以下の 3 つの方法のどちらかで取得可能です。
1. CLI にて techsupport.sh もしくは Techsupport.bat を使用する
2. CLI にて appmgr tech_support を使用する ( OVA install Only )
3. GUI にて Generate techsupport を使用する ( DCNM 10.2.1以降 )
詳細手順
1. CLI にて techsupport.sh もしくは Techsupport.bat を使用する
DCNM が Linux 上で動作している場合は、下記ディレクトリ内の techsupport.sh を実行します。
/usr/local/cisco/dcm/fm/bin/techsupport.sh

Windows 上で動作している場合は、C:\Program Files\Cisco Systems\dcm\fm\bin にある Techsupport.bat を実行します。
Techsupport.sh を実行すると下記のディレクトリに保存されます。
/usr/local/cisco/dcm/fm/logs/

なお、Windows で Techsupport.bat を利用した場合は下記となります。
C:\Program Files\Cisco Systems\dcm\fm\logs\
2. CLI にて appmgr tech_support を使用する ( OVA install Only )
DCNM をOVA 形式でインストールしている場合のみ以下のコマンドを使用することが可能です。
[root@DCNM ~]# appmgr tech_support
/usr/local/cisco/dcm/smis/client/conf/configuration.properties
/usr/local/cisco/dcm/smis/client/conf/DCNMConnect.xml
略
=====================================================
Logs available at logs_11_08_2017__13_29_28.tar.gz
=====================================================
3. GUI にて Generate techsupport を使用する ( DCNM 10.2.1以降 )
login > Administration > Logs > Generate Techsupport の順に操作し、logs_xxx.tar.gz をダウンロードします。
ログインをします。

左のAdministration タブから、Logs を選択します。
右上 Generate Techsupport を押し、数分の後、生成したファイルのダウンロードが始まります。
なお、ブラウザのポップアップブロックを解除して頂く必要があります。

注意事項
デフォルトのログレベルはINFORMになりますので、詳細なログを取得する時にはログレベルを変更します。ログレベルを変更するときにはLANクライアント、SANクライアントを使って変更する必要があります。(Webクライアントから変更はできません。
DCNM-LANクライアントを利用している場合は、Administering DCNM-LAN Server Log Settings
ガイドに記載されているように DCNM Server Administration > DCNM Server Log Settings から変更可能です。

DCNM-SAN クライアントを利用している場合は、SAN クライアントにログインし、Fabric の Open を実行した後に表示される画面下部の Log タブ上で右クリックをすることで Log level を選択できます。

※Log Level を変更した場合は、Techsupport 取得後が元のログレベルに戻してください。
関連コンテンツ
Cisco DCNM How To
参考資料
Cisco DCNM Troubleshooting Guide
Guide to Collecting Data Center Network Manager (DCNM) Tech-Supports