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koyamagu
Cisco Employee
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はじめに

通常、SCVM の [ Stats Cache Service ] , [Stats Aggregator Service] のサービスは常に稼働状態です。
SCVM の再起動後、何らかの原因でこの2つのサービスが停止状態になる場合があります。
以下はサービス確認コマンドを実行した際の結果を抜粋しています。
※ admin ユーザで実行する場合は [ priv service_status.sh ] と実行してください。

# service_status.sh
Stats Cache Service                     ... Not Running
Stats Aggregator Service                ... Not Running


各Servicesの概要:
 ・Stats Cache Service・・・さまざまなプロトコルのデータを受け取り、可能な限り効率的にディスクに書き込む。
              その際、受け取ったデータを一旦RAMにキャッシュし、ディスクにフラッシュする。
 ・Stats Aggregator Service・・・carbon-cacheの前に実行することにより、データを一時ライブラリに書き込む前に
                バッファリングすることができる。

上記サービスが停止している場合、root ユーザでスタートコマンドを実行することでそれぞれのサービスを再開することができます。
起動の際に指定するサービス名は、以下となります。
 ・Stats Aggregator Service = carbon-aggregator
 ・Stats Cache Service = carbon-cache
※HXDP4.5 以降のバージョンの場合は以下手順で root ユーザへスイッチしてください。
 [HyperFlex] HXDP4.5でCLIにrootアクセスする手順 

#start carbon-aggregator   <<<<  ”carbon-cache” より先に起動
#start carbon-cache


ただし、スタートコマンドを実行してもサービスが起動しない場合、以下の対処方法を実施してください。

 

  

対処方法

1.サービスの停止している SCVM へ ssh でログインし、root ユーザへスイッチします。

2." /run " 配下に以下のフォルダがあるか確認します。

#ls /run/ | grep -i carbon

 

3.フォルダが無い場合、以下のコマンドを実行しフォルダの作成、およびサービスのスタートを実施します。

#mkdir /run/carbon
#find / -name "carbon.conf" -print

#service carbon-aggregator start
#service carbon-cache start

#chown -vR www-data:www-data /run/carbon   <<<< サービス再開後、フォルダの権限を変更してください。

 

4.上記コマンド実行後に各種サービスの状態を確認し、サービスが起動されていることを確認します。

# service_status.sh
Stats Cache Service                     ... Running
Stats Aggregator Service                ... Running

 

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