はじめに
本ドキュメントでは、定期的な計画停電等でHX Edge システムを停止・起動させる場合の手順を説明します。
※注意:ご利用の環境で vCenter バージョンの 7.0U1 以降をお使いの場合、以下の「停止手順」を実施する前に vSphere Cluster Services (vCLS) 機能を「Retreat モード」に設定しておく必要があります。
以下のリンクを参照し、設定を実施してください。
なお、すでに設定済みの場合は「停止手順」へお進みください。
(vCLS) の「Retreat モード」設定方法
停止手順
- HX Edge Cluster内の任意のController VMにSSH接続でログインし、以下のコマンドを実行します。
注) SSH接続時は、Cluster IPではなく各Controller VM固有のIPで接続するようにしてください。
# stcli cluster shutdown
コマンド実行完了後、プロンプトに戻ってくることを確認します。
- 以下のコマンドを実行し、[healthState: unknown] であることを確認します。
# stcli cluster refresh
# stcli cluster info
- 全てのController VMをvSphere Web Clientにて、シャットダウンします。
- 各ストレージ クラスタ ESX ホストをシャットダウンします。
・vSphere Web Client から、ホストを見つけます。
・ホストを右クリックし、[Power] を選択します。
起動手順
- 各ストレージ クラスタ ESX ホストを起動します。
・vSphere Web Client から、ホストを見つけます。
・ホストを右クリックし、[Power] を選択します。
- HX Edge Cluster内の任意のController VMにSSH接続でログインし、以下のコマンドを実行します。
# stcli cluster start
コマンド実行完了後、プロンプトに戻ってくることを確認します。
- 以下のコマンドを実行し、 [state: online] および [healthState: healthy] であることを確認します。
# stcli cluster refresh
# stcli cluster info