Intersight では接続されたデバイスから得られるテレメトリデータを使用して、デバイスで特定の障害が発生した際にプロアクティブなサポートを提供しています。
Proactive RMA 機能は、ハードウェアに起因する障害を検知すると、Intersight から自動でサービスリクエスト (SR, TAC ケース) をオープンして、RMA (Return Material Authorization) ドラフトを作成してユーザをガイドします。ユーザはガイドに従って、送付先の住所等を Cisco TAC に提供するだけで RMA のサポートが得られるため、障害が発生してからハードウェアを交換するまでの時間が飛躍的に短くすることが出来ます。

現在リリースされている機能で対応している障害パターンは次の項目になります。
対応障害パターン :
- Uncorrectable ECC Error(Fault Code: F0185)が発生した DIMM のみをサポート
- UCSのドライブ障害(Fault Code: F1732およびF0181)
- Hyperflexのキャッシュ・永続HDD障害
- Base ライセンスからサポート
- SaaS 版及び、Connected Virtual Appliance でサポート
- メール連絡は、最後にログインしたユーザもしくは設定したユーザのどちらかに送付
Proactive RMA はデフォルトで有効です。有効・無効の変更や連絡先ユーザの設定等は、API で行う必要があります。設定方法については、こちらの記事 をご確認ください。