1. はじめに
本ドキュメントでは SNMP を使用した温度の監視について記載しています。
2. 概要
Nexus シリーズで動作する NX-OS ではセンサーの監視用として CISCO-ENTITY-SENSOR-MIB が使用できます。
個々のセンサーについては Entity-MIB の entPhysicalDescr ( 1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.2 ) にて確認可能です。
3. MIB について
この章では温度の監視によく利用される MIB オブジェクト，及びトラップを紹介します。
MIB のダウンロードは SNMP Object Navigator から行って下さい。
3.1. 状態監視
NX-OS では温度センサーに対応する MIB オブジェクトとして以下の OID が用意されています。サポートされる OS バージョンについては各 Nexus シリーズの MIB サポートリスト を参照して下さい。
3.1.1. entSensorValue ( 1.3.6.1.4.1.9.9.91.1.1.1.1.4 )
各センサーから取得した値です。
3.1.2. entSensorThresholdValue (1.3.6.1.4.1.9.9.91.1.2.1.1.4 )
各センサーの閾値が取得できます。
各オブジェクトの下の枝についてですが、.1 が Minor、.2 がMajor の値です
3.2. トラップ
NX-OS では温度に対する Notification として以下の OID が用意されています。
entSensorThresholdNotification ( 1.3.6.1.4.1.9.9.91.2.0.1 )
4. 関連情報
Nexus シリーズ : SNMP 関連ポータル
Nexus シリーズ: MIBのサポートリスト
