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YAMADA Akinori
Cisco Employee
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NX-OS ではスイッチがリロード、もしくはプロセスがクラッシュした際、リロードの原因となったプロセス,もしくはクラッシュしたプロセスのコアダンプ ファイルが作成されます。

 

リロード、もしくはプロセスクラッシュが発生した際は以下の手順で、コアダンプ ファイルの有無を確認し、作成されている場合はコアダンプ ファイル取得し TAC への提供をお願いします。

 

 

1. コアダンプ ファイルとは

コアダンプ ファイルとは、プロセスが異常終了する際にメモリやレジスタの情報が記録されたファイルとなります。

このファイルをデコードすることにより、既知のプロセス異常の調査や新規不具合の際に原因特定に使用します。

つまり、プロセス異常の障害解析では重要なファイルとなります。

 

 

2. 取得方法

以下の手順でコアダンプ ファイルの有無の確認、及びコアダンプ ファイルの取得を行います。

 

手順1:"show cores" でコアダンプ ファイルの有無を確認します。
switch# show cores
Module-num       Instance-num      Process-name     PID      Core-create-time
----------       ------------      ------------     ---      ----------------
1                1                 clis             4023     Nov 6 15:20

※プラットフォームや NX-OS のバージョンによって若干の違いがあります。

 

 

手順2:”copy core://<module#>/<pid>[/instance#] ftp:” で FTP サーバーにコアダンプ ファイルをコピーします。

     module#  :"show cores" で表示された ”Module-num

     pid      :"show cores" で表示された ”PID

     instance#:"show cores" で表示された ”Instance-num

switch# copy core://1/4023 ftp:

 

 

3. 参考資料

Cisco Nexus 7000 Series NX-OS CLI Management Best Practices Guide - Verifying and Collecting Core Files

 

 

4. 関連コンテンツ

Nexus スイッチ (NX-OS) : 設定例

データセンター スイッチング トラブルシューティングガイド

 

 

初版:2014 年 1 月 29 日

Update:2020年3月27日

 

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