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tokyu
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Unified Image とは

Nexus Dashboard (ND) をインストールやアップグレードするために、ISO 形式の Image ファイルが必要です。その Image ファイルはこちらよりダウンロードできます。

従来の Image では ND のプラットフォームやインフラのサービスのみがインストールされ、その上で動くアプリケーションである Nexus Dashboard Insights (NDI), Nexus Dashboard Orchestrator (NDO), Nexus Dashboard Fabric Controller (NDFC) などがインストールされません。これらのアプリケーションを ND にインストールするために、さらにユーザ自身が dcappcenter のウェブサイトよりアプリケーションの Image ファイルをダウンロードし、手動で ND にアップロードして有効化する必要があります。

そして、ND バージョン 3.1.x 以降では、Unified Image が導入されました。Unified Image には従来の ND の ISO Image に加え、アプリケーションである NDI, NDO, NDFC の Image も一緒にバンドルされております。すなわち、Unified Image を使ってインストールすることで別途アプリケーションを手動でインストールやアップグレードする手間がなくなります。

 

  

Unified Image のインストール

ND をスクラッチから Unified Image をインストールする場合、今までのインストール手順との主な違いをご説明します。

1 台目の ND ノードのインストールを従来通りの手順で "Cluster Bringup" のステップまで進むと、"Deployment Mode" の選択 (Select Deployment Mode) の画面が表示されます。そこで使いたいアプリケーションのチェックボックスにチェックを入れてください。チェックの入ったアプリケーションがそこから有効化されます。下記の例では、NDFC と NDI にチェックを入れています。

Picture1.png

 

上記の画面で "Next" をクリックすると次に有効化するアプリケーションの確認画面が表示されるので、ここで必ず選択されたアプリケーションに間違いがないかを一度ご確認ください。問題がなければ、"Save" ボタンをクリックしてください。

Picture2.png

 

その後従来の手順と同じように、インストールが行われます。インストールが完了すると、ND の Admin Console の GUI にアクセスし、下記の画面より選択されたアプリケーションが自動的にインストールされていることを確認できます。ユーザによる手動インストールは必要がありません。

Picture3.png

  

Unified Image へのアップグレードの注意点

すでに Unified Image となった 3.1.x からさらに新しいバージョンにアップグレードするのならば、今まで通りの手順と同じであるため、特に特筆すべきポイントがありませんが、Unified Image でない従来のバージョン (3.1.x より古いバージョン) から 3.1.x 以降へアップグレードする場合は下記の 2 つのいずれかの方法でアプリケーションを有効化する必要があります。

  1. アップグレードする前は事前に有効化したいアプリケーションを手動でインストールしておく (推奨)
  2. アップグレード後に "acs deployment set --mode ..." コマンドでアプリケーションを有効化する

上記の方法 1 は、現時点で報告された事例によると、推奨されるやり方となっています。

方法 1 を利用し、もしアップグレードの途中で何らかの障害によってアプリケーション有効化が正常に完了できなかった場合、ND ノードに "rescue-user" 権限で SSH アクセスし、下記のコマンドを入力することで、再度アプリケーションの有効化が実行され、復旧することが可能です。

rescue-user@jtac-se1:~$ acs upgrade recover AppActivate

もし方法 1 が実行できず、方法 2 でアプリケーション有効化する必要がある場合、同じように ND ノードに "rescue-user" 権限で SSH アクセスした上で、下記のコマンドを実行してください。

1. 現在有効化されているモードを確認

rescue-user@jtac-se1:~$ acs deployment running

 

2. 設定可能なモードとそれぞれのモードに対応するアプリケーションを確認

rescue-user@jtac-se1:~$ acs deployment show
====================================================================
Deployment Name Services
--------------------------------------------------------------------
ndfc Controller
ndi Insights
ndo Orchestrator
ndfc-fabric-ndi Controller,Insights
ndfc-ndi Controller,Insights
ndo-ndi Orchestrator,Insights
==================================================================== 

 

3. 現在設定されたモードを削除 (もしすでに何らかのモードが設定されていれば)

rescue-user@jtac-se1:~$ acs deployment clear  

 

4. 有効化したいアプリケーションに対応するモードを設定 (下記の例では、NDI のアプリケーションを有効化します)

rescue-user@jtac-se1:~$ acs deployment set --mode ndi

 

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