※ 当該記事は ND 3.2.1e をベースに作成しています。
NDI ではメタデータと呼ばれる Bug や PSIRT、Field Notice、EoLなどの情報を含んだデータを保持しています。
Ciscoはメタデータを継続して更新しており、Nexus Dashboard Insights が Cisco Intersight Cloud へ接続されている場合には自動的に新しいメタデータへ更新が行われます。
Nexus Dashboard Insights がインターネットに出られない環境の場合は、メタデータの自動更新を行うことができませんが、手動で更新を行うことができます。本記事では、その手順についてご紹介します。
まず、メタデータをダウンロードするため DC App Center に Cisco ID でログインします。
右上のユーザアイコンから、"My Account" を選択します。

Config Files Requests のページで "Request Config File" をクリックすると、ポップアップが表示されるためプルダウンから "Nexus Dashboard Insights" を選択して "Request" をクリックします。

リクエストが処理されるまでしばらく待ちます。
処理が完了すると以下のようにメールでも通知が届きます。

DC App Center に戻るとダウンロードボタンが表示されるため、メタデータをダウンロードします。
.ni という形式で、ファイルサイズは~100M程度です。

メタデータを入手できたら、Nexus Dashboard Insights のGUIにログインします。
Insights > Admin > System Settings > Metadata の画面を開くと、現在のメタデータのバージョンや最終更新日時を確認することができます。
"Update Metadata Version" に先程ダウンロードしたメタデータを ドラッグ&ドロップ します。
"Begin Upload" ボタンを押すと、メタデータの更新が開始されます。

オフライン(Air-Gap)環境でのメタデータの更新手順は以上です。
参考:
Cisco Nexus Dashboard Insights Getting Started, Release 6.5.1 - For Cisco ACI
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/dcn/ndi/6x/articles-651/ndi-getting-started-aci.html