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zhekang
Cisco Employee
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Cisco サーバのハードウェア上の問題を診断するには、診断ツールを使用できます。

本ドキュメントではUCSMで管理しているサーバのHW Diagnostics実施手順について紹介します。

 

[始める前に]
このタスクを実行するには、admin 権限が必要です。

 

● 診断ポリシーの作成      

新規システムの場合、デフォルトの診断ポリシーが組織スコープに作成されます。デフォルトの診断ポリシーはdefaultという名前であり、削除できません。
新規診断ポリシーを作成する場合、下記手順をご参照ください。

1. [Servers] > [Policies] > [Diagnostics Policies] を選択します。

1.png

2. [Add] をクリックします。

add2.png

3. 次のフィールドに入力します。

フィールド

説明

[Name]

診断ポリシーの名前。文字数制限は 16 文字です。

Description

診断ポリシーの説明。これは任意です。

4. [Next] をクリックします。

3.png

5. [Add] をクリックします。

4.png

6. 次のフィールドに入力します。

名前 説明

Order

テストの実行順序。

[CPU Filter]

CPU フィルタをすべての CPU または指定した CPU に設定します。

[Loop Count]

ループ カウントを指定された反復回数に設定します。値の範囲は 1-1000 です。

[Memory Chunk Size]

メモリ チャンクを 5mb-chunk または big-chunk に設定します。

Memory Size

メモリ サイズを特定の値に設定します。

Pattern

メモリ テストを butterfly、killer、prbs、prbs-addr、または prbs-killer に設定します。

        
7. [OK] をクリックします。
        
5.png
    
8. [Finish] をクリックします。
    
6.png
          
     
● ブレード サーバでの診断テスト
        
1. [Equipment] > [Chassis] > [Server] を選択します。
2. 診断テストを開始するサーバを選択します。
3. [Diagnostics] タブをクリックします。
   注:Diagnostics Policiesは必要に応じて選択可能です。default若しくは上記新規作成の診断ポリシーを利用できます。
4. [Start] をクリックします。診断テストが開始されると、[Start] ボタンはグレー表示になります。
    また、診断開始後、サーバが再起動しますので、ご注意ください。
     
8.png
       
5.診断テストを停止したい場合、[Stop] をクリックします。診断テストが停止すると、[Stop]ボタンはグレー表示になります。
       
      
● ラック サーバでの診断テスト
       
診断テストは C220 M5、 C240 M5 および C480 M5/C480 M5 ML ラック サーバにのみ使用可能です。
         
1. [Equipment] > [Rack Mounts] > [Server] に移動します。
2. 診断テストを開始するサーバを選択します。
3. [Diagnostics] タブをクリックします。
   注:Diagnostics Policiesは必要に応じて選択可能です。default若しくは上記新規作成の診断ポリシーを利用できます。
4. [Start] をクリックします。診断テストが開始されると、[Start] ボタンはグレー表示になります。
    また、診断開始後、サーバが再起動しますので、ご注意ください。
       
9.png
         
5.診断テストを停止したい場合、[Stop] をクリックします。診断テストが停止すると、[Stop]ボタンはグレー表示になります。
      
     

● サーバ診断のステータス/結果の表示     

1. [Equipment] > [Chassis] > [Servers] の順に展開します。

 または、ラック サーバの場合は、[Equipment] > [Rack Mounts] > [Server] の順に展開します。

2. 診断ステータスを確認するサーバを選択し、[Diagnostics] タブをクリックします。

 以下の情報を確認できます。

名前 説明

[Diagnostic Policies]

診断ポリシーを選択して特定のサーバに適用します。

[Start]/[Stop]

診断テストを開始または停止します。

[Operation State] サーバの診断操作ステータス。表示は [Idle]、[In-Progress]、[Completed]、[Failed]、[Cancelled] です。
[FSM Status Descr] サーバの診断操作での現行タスクの簡単な説明。
[FSM Progress] サーバで実行中の診断操作の全体的な進行状況。
[Test Overall Progress] 診断テストの全体的な進行状況。
[Error Description] 診断操作から返されるエラーの説明。

 11.png

表 1. 診断結果

名前 説明
[ID] テストに関連付けられている固有識別情報

[Test Type]

診断テストのタイプ。

[Status] テスト実行のステータス。値は [Idle]、[In Progress]、[Completed]、[Failed] です。
Description 診断テスト実行の説明。テストが完了すると、結果の詳細な説明が表示されます。
Result 診断テストの結果。値は [Pass]、[Fail]、または [NA] です。
[Progress Percentage] 診断テストの進捗状況の割合。

12.png

            
      
● すべてのサーバでの診断テスト
        
すべてのサーバの診断テストを開始すると、該当UCSM管理下のすべてのサーバがリブートされます。
         
1. [Equipment] > [Diagnostics] を選択します。
2. [Start] をクリックします。診断テストが開始されると、[Start]ボタンはグレー表示になります。
           
10.png
          
[Diagnostic Result] テーブルで、次の情報を確認できます。  
          

フィールド

説明

[Name]

システム定義のサーバ名。

Chassis ID

シャーシの固有識別情報。この数字の識別情報は、システム内のこのシャーシの場所に基づいて割り当てられます。(注)ラック サーバには適用されません。

PID

サーバ モデル PID。

[Overall Progress Percentage]

サーバでの診断テストの全体的な進捗割合の説明。

Operation Status

サーバの診断操作ステータスの説明。

注:サーバが診断テストを実行できない場合は、サーバ ボタンをクリックし、[Diagnostics] タブでエラーの説明を確認してください。また、[Faults] タブで生成されたエラーを確認することもできます。

3. すべてのサーバの診断テストを停止したい場合、[Stop] をクリックします。診断テストが停止すると、[Stop]ボタンはグレー表示になります。

 

[参考資料]

https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/ucs-manager/GUI-User-Guides/Server-Mgmt/3-1/b_Cisco_UCS_Manager_Server_Mgmt_Guide_3_1/b_UCSM_GUI_Server_Mgmt_Guide_3_1_chapter_010000.pdf

https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/unified_computing/ucs/ucs-manager/GUI-User-Guides/Server-Mgmt/4-0/b_Cisco_UCS_Manager_Server_Mgmt_Guide_4_0/m_gui_managing_diagnostics.html

 

 

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