2023年10月27日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
APIC への電源供給を停止したり、CIMC から power cycle や hard reset を行うと、その APIC 上の DB の一部が情報を失う可能性があります。この状況でその APIC が所属するファブリックの ACI mode Switch が再起動した場合、一部の configuration が反映されず通信に問題が発生する場合があります。
この問題が発生している場合、該当 APIC の svc_ifc_policymgr.bin.log もしくはその archive file の中に以下の様な "last term = 0 last index = 0" が含まれるログが出力されています。
APIC3# pwd
/var/log/dme/log
APIC3# grep -i "last term" svc_ifc_policymgr.bin.log.*
svc_ifc_policymgr.bin.log.1:7307||2023-07-11T14:49:10.628867995+00:00||instance||INFO||||MIT at /var/run/mgmt/db/ifc_policymgr/S6_R1_clone/ifc_policymgr.db last term = 0 last index = 0||../common/src/framework/./core/shard/Instance.cc||1194
svc_ifc_policymgr.bin.log.1:7307||2023-07-11T14:49:12.574671230+00:00||instance||INFO||||MIT at /var/run/mgmt/db/ifc_policymgr/S29_R3_clone/ifc_policymgr.db last term = 0 last index = 0||../common/src/framework/./core/shard/Instance.cc||1194
svc_ifc_policymgr.bin.log.1:7307||2023-07-11T14:49:13.574166704+00:00||instance||INFO||||MIT at /var/run/mgmt/db/ifc_policymgr/S28_R2_clone/ifc_policymgr.db last term = 0 last index = 0||../common/src/framework/./core/shard/Instance.cc||1194
...
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| 原因 |
この問題は、以下の機能拡張が行われた version 以降で発生する可能性があります。
CSCvz21916:Avoid global fille system sync
この問題に対する修正は、以下で修正が行われております。
CSCwf54771:Several replicas empty after ungraceful reload of APIC
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| 回避方法 |
本事象が発生している場合、設定変更等は行わずに TAC SR でお問い合わせください。
恒久対策は、CSCwf54771 の修正 version へのアップグレードとなります。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
