2024年04月26日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
Bridge Domain (BD) の Subnet または L3Out の L3 インターフェース (Routed Sub-Interface, Routed Interface, SVI のいずれか) に IPv6 のアドレスが設定されている場合、IPv6 のアドレス自体に変更がない状態で下記のいずれかのような設定変更を行うと、その IPv6 アドレス宛の通信 (例えば、その IPv6 アドレスを宛先とした ping を実行するなど) が失敗する問題が報告されています。
- BD の Subnet (IPv6) 内の設定変更 (例、"Make this IP address primary" のオプションにチェックを入れる、など)
- L3Out の L3 インターフェースの設定内の IPv6 Secondary Address の変更 (追加や削除も含む)
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原因 |
以下の不具合が原因である可能性がございます。
CSCwf43672 Unable to ping BD or L3Out IPV6 address after configuration change
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解決策 |
IPv6 アドレス宛の通信失敗は、その IPv6 アドレス がサブネットとしてデプロイされた Switch 筐体の再起動によって復旧します。
恒久対策は CSCwf43672 の修正バージョンへのアップグレードです。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。