[Tetration] Signed Script 実行時の 401 Unauthorized エラー

[JapanTAC_CSC]

2022年7月8日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題	同じ Signed Script を連続して実行したり、異なる複数の Signed Script を実行することで、下記のエラーが出る場合があります。 "{"code":"401","message":"Unauthorized"}" * また、Signed Script の実行を担う snapshot プロセスに何かしらの問題が発生した場合でも発生する可能性があります。
原因	これは、前回実行した Signed Script の作成日時（開発によってスクリプト自体が生成された日時）が orchestrator VM 内部で保存され、次回実行した際の Signed Script の作成日時と比較し、その作成日時が「古い」もしくは「同じ」場合に当エラーが出力されます。 この動きは、ユーザ様で Signed Script を何度も実行する等といったオペレーションを防ぐ、製品のデザインです。
解決策	下記の手順を実施ください。 snapshot プロセスの再起動 orchestrator VM 内部で保存される情報をリセット（削除）することで、Signed Script を再度実行することが出来るようになります。 情報をリセット（削除）するためには、下記のコマンドを実行し、snapshot プロセスを再起動します。 POST | orchestrator.service.consul | svrestart?args=snapshot 下記のエラーが返りますが、問題ありません。 500 error / end of file reached その後、Signed Script を改めて実行し直してください。 実行後も同様のエラーが出力される場合は、orchestrator マスター権限の切り替え、及び orchestrator VM の再起動を実施する必要があります。 orchestrator マスター権限の切り替え、及び orchestrator VM の再起動 orchestrator の Master 権限を他の orchestrator へ切り替え、その後、Master 権限を持っていた 元の orchestrator VM を再起動します。 以下のコマンドを実行して、どの orchestrator VM が Ping に応答しているか確認してください。応答している orchestrator VM が現在の Master です。 POST | orchestrator.service.consul | ping?args=orchestrator.service.consul 以下のコマンドを実行して、マスター権限を他の orchestrator VM へ切り替えます。 POST | orchestrator-X | orch_stop X: マスターの番号 数分程度お待ちいただき、同じ方法で orchestrator.service.consul へ ping を送信すると、別の orchestrator が応答するようになります。これでマスターの変更は完了です。 マスターの切り替えが完了したら、下記のコンテンツを参考に、マスターが切り替わる前の 元の orchestrator VM に対して、vmreboot コマンドを実行し再起動します。 POST | <ベアメタルシリアル番号> | vmreboot?args=orchestrator-X [Tetration] Tetration Virtual Machine の操作方法 注意：繰り返しとなりますが、マスター権限が切り替わる前の orchestrator VM を再起動してください。 再起動後、Signed Script を改めて実行し直してください。 切り替え後も発生する場合は、その切り替わった orchestrator VM 上でも、情報が残っている可能性が考えられます。（過去にその orchestrator VM 上で Signed Script を実行していた 等） そのため、切り替え後も発生した場合は、更に「orchestrator マスター権限の切り替え、及び orchestrator VM の再起動」の手順を実施してください。 備考 [Tetration] Signed Script の実行方法

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2022年7月8日 (初版)

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主な問題	同じ Signed Script を連続して実行したり、異なる複数の Signed Script を実行することで、下記のエラーが出る場合があります。 "{"code":"401","message":"Unauthorized"}" * また、Signed Script の実行を担う snapshot プロセスに何かしらの問題が発生した場合でも発生する可能性があります。
原因	これは、前回実行した Signed Script の作成日時（開発によってスクリプト自体が生成された日時）が orchestrator VM 内部で保存され、次回実行した際の Signed Script の作成日時と比較し、その作成日時が「古い」もしくは「同じ」場合に当エラーが出力されます。 この動きは、ユーザ様で Signed Script を何度も実行する等といったオペレーションを防ぐ、製品のデザインです。
解決策	下記の手順を実施ください。 snapshot プロセスの再起動 orchestrator VM 内部で保存される情報をリセット（削除）することで、Signed Script を再度実行することが出来るようになります。 情報をリセット（削除）するためには、下記のコマンドを実行し、snapshot プロセスを再起動します。 POST | orchestrator.service.consul | svrestart?args=snapshot 下記のエラーが返りますが、問題ありません。 500 error / end of file reached その後、Signed Script を改めて実行し直してください。 実行後も同様のエラーが出力される場合は、orchestrator マスター権限の切り替え、及び orchestrator VM の再起動を実施する必要があります。 orchestrator マスター権限の切り替え、及び orchestrator VM の再起動 orchestrator の Master 権限を他の orchestrator へ切り替え、その後、Master 権限を持っていた 元の orchestrator VM を再起動します。 以下のコマンドを実行して、どの orchestrator VM が Ping に応答しているか確認してください。応答している orchestrator VM が現在の Master です。 POST | orchestrator.service.consul | ping?args=orchestrator.service.consul 以下のコマンドを実行して、マスター権限を他の orchestrator VM へ切り替えます。 POST | orchestrator-X | orch_stop X: マスターの番号 数分程度お待ちいただき、同じ方法で orchestrator.service.consul へ ping を送信すると、別の orchestrator が応答するようになります。これでマスターの変更は完了です。 マスターの切り替えが完了したら、下記のコンテンツを参考に、マスターが切り替わる前の 元の orchestrator VM に対して、vmreboot コマンドを実行し再起動します。 POST | <ベアメタルシリアル番号> | vmreboot?args=orchestrator-X [Tetration] Tetration Virtual Machine の操作方法 注意：繰り返しとなりますが、マスター権限が切り替わる前の orchestrator VM を再起動してください。 再起動後、Signed Script を改めて実行し直してください。 切り替え後も発生する場合は、その切り替わった orchestrator VM 上でも、情報が残っている可能性が考えられます。（過去にその orchestrator VM 上で Signed Script を実行していた 等） そのため、切り替え後も発生した場合は、更に「orchestrator マスター権限の切り替え、及び orchestrator VM の再起動」の手順を実施してください。 備考 [Tetration] Signed Script の実行方法