<その1>
BGP routing tableにAS 番号が”23456" が見たことあるかもしれません。
実際に現在2-byte AS番号が近い将来に枯渇すると予想します。
世界中に4-byte AS番号を使用されているISPが増えています。
本来、2-byte ASの場合は 65536 のAS 番号に対して、
4-byte ASの場合は4,294,967,296 まで使用する事が可能になります。
詳しい情報に関してはIETFにて参考以下になります。
RFC 4893 - Internet Engineering Task Force
<その2>
AS 番号の振り分けは国際基準があります。
世界中の4-byte AS番号はIANAにて、
それぞれ国際地域によって、
国によって異なる4-byte AS番号を与えられます。
その配置の参考は以下にて参考できます。
4-byte AS番号
http://www.iana.org/assignments/as-numbers/as-numbers.xml#as-numbers-2
131072-132095 Assigned by APNIC
196608-197631 Assigned by RIPENCC
262144-263167 Assigned by LACNIC
327680-328703 Assigned by AfriNIC
393216-394239 Assigned by ARIN
IANA
http://www.iana.org/assignments/as-numbers
<その3>
4-byte AS は2種類の表記があります。
ASPLAIN
2バイトASと同じく、4バイトAS番号を4バイトの整数として表記する。
例:
(既存の)2バイトAS番号レンジ : 0 - 65535
(新たに設けられた)4バイトAS番号レンジ: 0 - 4294967295
ASDOT
4バイトAS番号を以下のように表記する。
<上位16ビット>.<下位16ビット>
Cisco IOS は、default上にASPLAINを有効します。
ASDOTの場合は設定の変更することになります。
例
router bgp 3.3
bgp asnotation dot