VSELPvector sum excited linear predictionVSELP(vector sum excited linear prediction)は、複数の基底ベクトルを用意し、基底ベクトルの和(+/-)を固定型コードブックとして扱う方式である。個々の基底ベクトルごとの線形予測フィルターの出力を求めておけば、全ての基底ベクトルの和による出力はそれらの合成により求められ、計算量を大幅に削減できる。VSELP 方式は第二世代携帯電話で主に使われ、日本ではPDC、北米ではD-AM...