Crosswork: Data Gateway (CDG) のログの取得方法

[Akira Iwamoto]

• はじめに
• CDG上のログ
• ログの取得方法
• CDGのメニューへログインし、Run show-tech を起動
• 暗号化パスワードの入力
• 生成されたファイルの SCP 先を入力

 

はじめに

Crosswork Data Gateway (CDG) に関する問題が発生した場合、TACへお問い合わせいただく際に取得いただきたいログと、その取得方法について説明します。  

CDG上のログ

CDG 内の各アプリケーションは Docker を使用したコンテナ上で動作するマイクロサービスとなっています。どのようなアプリケーションが動作しているかは、SSH で接続しメニューを表示した上で、Vitals -> Docker Containers と辿り、docker ps の出力を確認することができます。CNC上では、それらをGUI上から確認することも可能です。

各アプリケーションがログを出力し、CDG VM 内部ではそれぞれについて保存されており、show tech の取得をすることで、取り出すことが可能です。

ログの取得方法

CDGは Linux で構成されたアプライアンスとなっており、お客様がそのシェルへアクセスは出来ないようになっております。専用のメニューへアクセスするには、SSHで接続してください。SSH 接続する際のユーザ名は "dg-admin"、パスワードは CDG　インストール時に指定したものです。

CDGのメニューへログインし、Run show-tech を起動

 5 Troubleshooting を選択すると、次の画面へ遷移します。

次に 2 Run show-tech を選択し、次の画面へ遷移します。

暗号化パスワードの入力

 生成される show tech ファイルは、暗号化されます。暗号化・復号化に使用するパスワードを指定してください。その後、確認のため再入力の画面が表示されますので、再度入力してください。また、このパスワードは、TACへお送りいただいた際にお知らせいただきますよう、お願い致します。

以下の画面が表示され、ログの取得が開始されます。その後しばらく時間がかかるため、お待ちください。

生成されたファイルの SCP 先を入力

生成されたファイルは、CDG から scp で任意のサーバへコピーする必要があります。CNC サーバへコピーすることに問題はありませんが、その場合は CNC サーバの空き容量にご注意ください。 

 アップロード完了

サーバへのファイルのアップロードが完了すると、以下が表示されます。Successfully exported tarball という表示をご確認ください。また、暗号化された show tech ファイルの展開方法が記載されています。

ファイルの取得

指定したサーバ上に *.tar.xz.enc ファイルがコピーされていますので、それを取得してください。