2018年10月 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
L2TPv2 の LNS ルータにて各 virtual interface ( virtual template ) が別々の VRF に設定されていても、ある VRF の virtual interface で発生した GARP ( Gratuitous ARP ) が他の VRF に所属する interface にも転送されてしまう問題が報告されています。
この問題は Global configuration に "ip gratuitous-arps non-local" が設定されている場合に発生します。 ※"ip gratuitous-arps non-local" はデフォルト設定の為、"show run" では表示されず "show run all" にて確認が可能です。
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原因 |
この問題は CSCvf35666 として報告されています。
CSCvf35666 : ip gratuitous ARP is not VRF aware
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解決策 |
暫定回避策: "no ip gratuitous-arps" にて、GARP を無効にすることで問題を回避はできますが、影響が大きいため推奨はできません。
恒久対策: CSCvf35666 の問題が修正されたソフトウェアを使用してください。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。