SD-WAN: ISR1100 (Viptela OS) にてアップグレード後にインターフェースが Down となる

JapanTAC_CSC · ‎2023-07-27

2023 年 7 月 27 日 (初版)

TAC SR Collection

主な問題

インターフェースに次の設定がなされている場合、ソフトウェアアップグレード後にそのインターフェースが Down となってしまう場合があります。
- 速度100 Mbps (speed 100)
- オートネゴシエーション機能が無効 (no auto negotiation)

対象となる機器は、Viptela OS で稼働している ISR1100 です。

原因

この問題は CSCwe90126 として報告されています。
CSCwe90126 - ISR1100:Interface went up/down state with speed 100m and no auto-neg configured post upgrade to 20.6

不具合のタイトルに 20.6 と記載がありますが、20.9 へのアップグレードにおいても事象の発生が報告されています。

解決策

暫定回避策:
オートネゴシエーション機能を有効 (auto negotiation) に設定してください。

恒久対策:
CSCwe90126 の問題が改修されたソフトウェアを使用してください。

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。