トラブルシューティングに必要なログ取得を行うためには、
ワイヤレスコントローラやアクセスポイントの CLI にアクセスする必要があります。
TELNET などのリモートアクセスができない環境でログ取得を行うため、
本ドキュメントではシリアルコンソールからの CLI アクセスについて紹介します。
1. シリアルケーブルの準備
以下のような RJ-45-シリアル変換ケーブルを準備頂き、
PC と接続してください。(画像は AIR-CT2504-CCBL )

ご使用の PC にシリアルインターフェイスが無い場合、
以下のような USB-シリアル変換ケーブルも必要となります。

※シリアルケーブルを使用する場合、ドライバソフトウェアが必要になる場合がありますので、
お使いのシリアルケーブルのマニュアルをご確認頂き、ドライバソフトウェアをインストールしてください。
2. コンソールポートへの接続
対象機器のコンソールポートにシリアルケーブルを接続します。


3. ターミナルソフトでの接続
シリアルコンソールへのアクセスはVT-100ターミナルソフト ( Teraterm / Hyper Terminal / minicom など)
が必要となります。

適切なシリアルコンソールのデバイスを選択し、
シリアルコンソールに接続してください。
( Windows の場合は COM ポートとなります。)
必要に応じてターミナルソフトのパラメータは以下のとおり設定してください。
( Teraterm の場合はデフォルトから変更する必要はありません。)
- 9600 ボーレート
- 8 データ ビット
- フロー制御なし
- 1 ストップ ビット
- パリティなし
4. CLIアクセス
ケーブル接続やターミナルソフトの設定が正しい場合、
Enter キーを押すとログイン画面が表示され CLI にアクセス可能となります。

5. ターミナルソフトのログ保存
CLI の実行結果を保存するため、ターミナルソフトのログ保存を有効にしてください。
