はじめに
本ドキュメントでは、CML ( Cisco Modeling Labs ) で使用可能な API と programmability についてリリースノート等から抜粋し紹介します。なお、本ドキュメントで提示しているスクリーンショットは、バージョン 2.0.0-b13 での挙動となります。
CML における API について
CML 2.0 は、セキュリティと自動化の両方を念頭に置いて設計された REST ベースの Web サービス API の上に構築されています。これらの API を使用して、ラボを作成し、プログラムでシミュレーションライフサイクル全体を推進できます。
また、API ファースト( API を使用することを前提とした考え方 )で設計されており、API を介して細かい操作できるようライブラリが公開されるようになっています。
CML 2.x API
CML ログイン後、右上の Tool より API Documentation を開き、Swaggaer UI で構成された CML 2.x API が確認できます。

上記クリック後、新しいタブで以下が表示されます。

この API は、Swagger UI 上で試すこともできますが、自作のスクリプト上で Request するサンプルとしても使用可能です。また Postman などで実行することも可能です。
Python クライアントライブラリ virl2-client
CML を自動化するための Python client library もリリースされています。
pypi.org:virl2-client
また、CML の右上の Tools から、Client Library をクリックすることでも、同じドキュメントを確認することが可能です。

上記クリック後、新しいタブで以下が表示されます。

上記ライブラリを使用することで、CML 2.x API には無い独自機能を持つスクリプトを作成することが可能となります。
参考情報
Cisco Modeling Labs
Cisco Modeling Labs Release Notes
Cisco Modeling Labs (CML)を使ってネットワークを学ぼう!