キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
6191
閲覧回数
5
いいね!
0
コメント
Tohru Ohzono
Cisco Employee
Cisco Employee

 

1. 本記事の概要

Webex Meetingsには、これまでXML APIやURL APIがありましたが、
よりシンプルなREST APIがリリースされました。

本記事では、新しいWebex Meetings REST APIに関して、ざっと簡単に説明します。
詳細に関しては、こちらhttps://developer.webex.com/docs/api/guides/webex-meetings-rest-api )
も参照ください。

 

2. Webex Meetings REST APIで出来ること

 

2.1. 主な機能

主には、以下のことができます。

  • ミーティングの作成(予約)、変更、削除、情報取得、一覧取得
  • ミーティング参加者の追加、変更、削除、情報取得、一覧取得
  • ミーティングの録画の取得、一覧取得、削除
  • ユーザのミーティング関連設定の取得、変更

 

2.2. 提供されているREST API

以下のAPIが提供されていて、それぞれにリソースパスがあります。
各項目は、APIリファレンスへのリンクにしています。

 

3. Webex Meetings REST API利用のためにIntegrationを登録

 

3.1. Integration利用者側の前提事項

Integrationを利用するユーザ側は、Cisco Webex Common Identityを利用している必要があります。
Cisco Webex Common Identityに関しては、
こちらhttps://help.webex.com/ja-jp/WBX77491/What-is-Common-Identity ) を参照ください。

 

3.2. Integrationの登録

Webex Meetings REST APIを利用するために、Integrationを登録します。
Integrationを利用して、OAuth 2.0のフローで、各ユーザに対応したアクセストークンを取得して、
そのトークンを使ってREST APIを呼び出します。

OAuth 2.0のフロー中に、ユーザのサインインが行われますが、
ここでサインインしたユーザの代理としてアプリがAPIを使ってミーティングを予約したりすることになります。

IntegrationをPostmanで簡単に試す方法は

こちら ( https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/4100609 ) に記載されています。
Integration登録時に必要なScope(s)は以下を参照ください

 

3.3. Integration登録時に必要なScope(s)

Webex Meetings REST API関連のScopeは以下になります。
※ アプリ側の機能で必要最低限のものだけ、選択するようにします。

Scope 説明
meeting:schedules_read ミーティングの情報取得や一覧取得が必要な場合に利用。
meeting:schedules_write ミーティングの予約作成や更新、削除が必要な場合に利用。
meeting:recordings_read ミーティングの録画情報取得や一覧取得が必要な場合に利用。
meeting:recordings_write ミーティングの録画削除が必要な場合に利用。
meeting:preferences_read ユーザのミーティング関連設定情報の取得が必要な場合に利用。
meeting:preferences_write ユーザのミーティング関連設定情報の更新が必要な場合に利用。

 

4. Webex Meetings REST APIでミーティングをスケジュールする例

 

4.1. リクエストの例

ミーティングのスケジュールを行う場合は、
Integrationで、ユーザから、meeting:schedules_writeの機能へのアクセス許可をもらったアクセストークンを利用する必要があります。

以下のAPIリソースのパスに、HTTP POSTリクエストを投げます。

https://webexapis.com/v1/meetings

BODYは以下のようになります。

{
  "title": "APIで作成したミーティング",
  "agenda": "Webex Meetings REST APIに関して",
  "password": "Q@zCn7*",
  "start": "2020-06-11T17:30:00+09:00",
  "end": "2020-06-11T18:00:00+09:00",
  "timezone": "Asia/Tokyo",
  "invitees": [
    {
      "email": "testuser@example.com",
      "displayName": "参加者さん",
      "coHost": false
    }
  ]
}

 

4.2. レスポンスの例

成功すると以下のようなレスポンスが返ってきます(一部省略、マスクしています)。
webLinkは、ミーティング参加用のURLになります。

{
    "id": "88a58..............",
    "meetingNumber": "16........",
    "title": "APIで作成したミーティング",
    "agenda": "Webex Meetings REST APIに関して",
    "password": "Q@zCn7*",
    "meetingType": "meetingSeries",
    "state": "active",
    "timezone": "Asia/Tokyo",
    "start": "2020-06-11T17:30:00+09:00",
    "end": "2020-06-11T18:00:00+09:00",
(省略) "webLink": "https://cisco.webex.com/cisco/j.php?MTID=m7c2...........", "sipAddress": "162.......@webex.com", (省略) }

 

 

 

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします