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AMPのTETRAについて

kofuji1
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TETRAを有効にした場合、どこでTETRAを操作しますか?

1 件の受理された解決策

受理された解決策

まず、AMPにはMalwareを検知する様々なエンジンがあり、TETRAはその中の一つであるとお考えいただいた上で最もBasicなHashエンジンと動作の上で比較を説明します。

 

AMPでもっとも基本的なものはHashエンジンと呼ばれるものであり、これはファイルの移動・コピー・実行があったタイミングでCloudへ問い合わせを実行し、Cloud側でMalwareかどうかの判断をします。Hashエンジンが動作するトリガーとしては、ファイルの移動・コピー・実行が発生する他に、カスタムスキャン・フルスキャンを実行することでも、特定フォルダのファイルに対してスキャンをかけることが可能です。このCloudに対する問い合わせこそ、定義ファイルを必要とせず常にTALOSのナレッジを反映させることが出来るAMPの特徴になります。

 

次に、TETRAになりますが、これは一般的にアンチウイルス製品で使われているものと同じように、定義ファイルベースのエンジンとなりますが、情報源としては、上記のHashエンジンとは全く異なるものになります。

まず、設定を有効にしますと定義ファイルがダウンロードされます。ダウンロードした定義ファイルにしたがってTETRAは動作します。TETRAはHashエンジンと同じようにファイルのイベントが発生しても発生しますし、ご指摘のようにカスタムスキャンなどでも動作します。(Flash Scanはそれとも全く異なる動きでありここで説明すると混乱を招くかと思いますので、一旦忘れておきます。)

基本的にAMPは常にCloudに接続された状態でHashエンジンを使うことが大前提であり、TETRAはどうしてもオンラインになれない端末、もしくは、端末がオフラインのタイミングで検知を強化したい場合に用いられます。

 

この前提の上でのご質問への回答ですが、正直まだどのあたりの情報を確認したいのかが

今ひとつ読めないこともあり、ただ、言及されているTETRAの「操作」という観点での説明をさせていただくと

 

>操作に関しては、

>TETRAを無効にした場合、

>エンドポイントにインストールされている既存のウイルス対策ソフトでスキャンを実行する。

>TETRAを有効にした場合、

>AMP for Endpoints Windows コネクタ上でフラッシュスキャン、カスタムスキャン等を実行する。

>は同等の意味になりますでしょうか?

 

スキャンという操作に関しての違いを聞いているという理解で問題なければ、

上記の説明の通り、TETRAは必ずしもカスタムスキャンを実行しなくてもPolicyで設定さえすれば動作します。

もちろん、カスタムスキャンを実行しても動作します。

ただし、TETRAと他のアンチウイルスエンジを併用するべきではないため、他社様のアンチウイルスエンジンを

入れる場合はTETRAは必ず無効にしていただけたらと思います。

またスキャンの実行のタイミングではTETRAとは別にHashエンジンによるスキャンも行われます。

 

こちらで回答になっておりますでしょうか。

 

なお、どういった理由でTETRAを検討いただいているかにもよりますが、基本的にはHashエンジンが動く形で環境を作ることをお勧めいたします。TETRAだけというのはあまりAMPの使い方としてメリットを享受できるものではありません。

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4件の返信4

Kenichiro Kato
Cisco Employee
Cisco Employee

kofuji1さん、こんにちは。TETRAはAMP Console上でPolicyで有効にするという操作以外はほとんど何もしないかと思います。

Policyで有効にされれば定義ファイルも自動的にダウンロードされ、端末に適用されます。

 

操作、とおっしゃるのはどういった内容を想定しておりますでしょうか。

Kenichiro Katoさん

 

ご連絡ありがとうございます。

 

すみません、質問の仕方が悪かったです。

TETRAを有効にすると、具体的にどういう動きをするのか、が知りたかったことです。

操作に関しては、

TETRAを無効にした場合、

エンドポイントにインストールされている既存のウイルス対策ソフトでスキャンを実行する。

TETRAを有効にした場合、

 AMP for Endpoints Windows コネクタ上でフラッシュスキャン、カスタムスキャン等を実行する。

は同等の意味になりますでしょうか?

まず、AMPにはMalwareを検知する様々なエンジンがあり、TETRAはその中の一つであるとお考えいただいた上で最もBasicなHashエンジンと動作の上で比較を説明します。

 

AMPでもっとも基本的なものはHashエンジンと呼ばれるものであり、これはファイルの移動・コピー・実行があったタイミングでCloudへ問い合わせを実行し、Cloud側でMalwareかどうかの判断をします。Hashエンジンが動作するトリガーとしては、ファイルの移動・コピー・実行が発生する他に、カスタムスキャン・フルスキャンを実行することでも、特定フォルダのファイルに対してスキャンをかけることが可能です。このCloudに対する問い合わせこそ、定義ファイルを必要とせず常にTALOSのナレッジを反映させることが出来るAMPの特徴になります。

 

次に、TETRAになりますが、これは一般的にアンチウイルス製品で使われているものと同じように、定義ファイルベースのエンジンとなりますが、情報源としては、上記のHashエンジンとは全く異なるものになります。

まず、設定を有効にしますと定義ファイルがダウンロードされます。ダウンロードした定義ファイルにしたがってTETRAは動作します。TETRAはHashエンジンと同じようにファイルのイベントが発生しても発生しますし、ご指摘のようにカスタムスキャンなどでも動作します。(Flash Scanはそれとも全く異なる動きでありここで説明すると混乱を招くかと思いますので、一旦忘れておきます。)

基本的にAMPは常にCloudに接続された状態でHashエンジンを使うことが大前提であり、TETRAはどうしてもオンラインになれない端末、もしくは、端末がオフラインのタイミングで検知を強化したい場合に用いられます。

 

この前提の上でのご質問への回答ですが、正直まだどのあたりの情報を確認したいのかが

今ひとつ読めないこともあり、ただ、言及されているTETRAの「操作」という観点での説明をさせていただくと

 

>操作に関しては、

>TETRAを無効にした場合、

>エンドポイントにインストールされている既存のウイルス対策ソフトでスキャンを実行する。

>TETRAを有効にした場合、

>AMP for Endpoints Windows コネクタ上でフラッシュスキャン、カスタムスキャン等を実行する。

>は同等の意味になりますでしょうか?

 

スキャンという操作に関しての違いを聞いているという理解で問題なければ、

上記の説明の通り、TETRAは必ずしもカスタムスキャンを実行しなくてもPolicyで設定さえすれば動作します。

もちろん、カスタムスキャンを実行しても動作します。

ただし、TETRAと他のアンチウイルスエンジを併用するべきではないため、他社様のアンチウイルスエンジンを

入れる場合はTETRAは必ず無効にしていただけたらと思います。

またスキャンの実行のタイミングではTETRAとは別にHashエンジンによるスキャンも行われます。

 

こちらで回答になっておりますでしょうか。

 

なお、どういった理由でTETRAを検討いただいているかにもよりますが、基本的にはHashエンジンが動く形で環境を作ることをお勧めいたします。TETRAだけというのはあまりAMPの使い方としてメリットを享受できるものではありません。

丁寧な回答ありがとうございます。

 

こちらとしましては、現状、AMPを導入することが決まっている状態です。

その際に、端末に既存のウイルス対策ソフトのESET、またはウイルスバスターがインストールされている状態となっています。

最終的には、AMPのみで運用していく予定となっているのですが、既存のウイルス対策ソフトの契約が切れるまでは、AMPとの

併用を想定しています。

AMPと既存のウイルス対策ソフトを併用する段階で、端末の動作が遅くなったりしないかを懸念していました。

その際に、TETRAは、AMPのマニュアル上では既存のウイルス対策ソフトの代わりになるもの記載があったのですが、

具体的にどういう動きををするのかが、よく理解できていなった為、質問させていただきました。

上記の説明で、HASHエンジン、TETRAについて理解することができました。

 

また、わからないことがあれば質問させていただきたいと思います。

ありがとうございました。