キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
3544
閲覧回数
0
いいね!
2
返信

チャネルの固定利用と干渉について

jiatengcheng
Spotlight
Spotlight

WLC を使用した WLAN の構築を検討しております。(無線IP電話あり)

 

無線IP電話の環境の場合、チャネル固定利用のメリットデメリットについて、教えていただけないでしょうか。

設計当初は、電波強度とチャネルの選択は、WLC に任せて自動とする予定でした。(5 GHz 帯を使用)

(建物構造は 3 階建て、1 フロア AP 10 台、2  階と 3 階は木造のため上下間の干渉の可能性あり)

 

ところが、音声の端末を提供するベンダーから、「チャネル固定、W52 のみ使用、電波強度固定」が推奨と連絡が来ました。

チャネル固定の理由は、チャネルの自動変更による一時的なダウンの回避で、電波強度固定は理由は AP 間の干渉対策です。(W52 のみ使用するため)

 

チャネル変更を自動にすると、外部からの干渉に自動で対応できると認識していますが、あっていますでしょうか。

となると個人的には、チャネルの変更による一時的なダウンの影響よりも、固定にした際にポケット WIFI やテザリングのユーザーが長く居座ることによる長期間の干渉を懸念しています。

音声無線環境を使用する場合は、チャネル固定が一般的な構成でしょうか。

 

また、使用チャネルについても、W52 のみだけでなく、Flex DFS を利用して、5 GHz 帯の全チャネル使用するつもりでした。 

※ レーダの頻度が高い場所であれば、W52 のみにしますが。。。。

そうすれば、40 MHz で使用しても、9 チャネルあり、AP 間の干渉はほぼないので、出力も自動でいいのではないかと考えています。

 

1 件の受理された解決策

受理された解決策

Hideyuki Osaki
Cisco Employee
Cisco Employee

こんにちは。

 

> チャネル変更を自動にすると、外部からの干渉に自動で対応できると認識していますが、あっていますでしょうか。

 

概ねそのご認識の通りです。

 

> となると個人的には、チャネルの変更による一時的なダウンの影響よりも、固定にした際にポケット WIFI やテザリングのユーザーが長く居座ることによる長期間の干渉を懸念しています。音声無線環境を使用する場合は、チャネル固定が一般的な構成でしょうか。

 

何を持って一般的とするかは触れませんが、弊社の CP8821 を利用する場合などは、固定ではなく自動設定 (RRM 利用) を推奨しています。W52チャネルだけに限定すると DFS の影響は排除できますが、4チャネルしかないためチャネルを再利用する場合は同一チャネル干渉が発生する確率が高くなり、かえって品質が悪くなる恐れもあります。

人の手で定期的に環境を測定し、頻繁に固定チャネルと電力を変更できるような体制があれば完全固定でも問題ないと思いますが、実際はなかなか大変だと思います。

 

 

> また、使用チャネルについても、W52 のみだけでなく、Flex DFS を利用して、5 GHz 帯の全チャネル使用するつもりでした。 

※ レーダの頻度が高い場所であれば、W52 のみにしますが。。。。

そうすれば、40 MHz で使用しても、9 チャネルあり、AP 間の干渉はほぼないので、出力も自動でいいのではないかと考えています。

 

その考え方で問題ないと思います。ただし音声通話だけを考えるのであれば 40MHz も帯域は必要ないので、20MHz でチャネルを複数備えるという検討もされると良いと思います。

 

元の投稿で解決策を見る

2件の返信2

Hideyuki Osaki
Cisco Employee
Cisco Employee

こんにちは。

 

> チャネル変更を自動にすると、外部からの干渉に自動で対応できると認識していますが、あっていますでしょうか。

 

概ねそのご認識の通りです。

 

> となると個人的には、チャネルの変更による一時的なダウンの影響よりも、固定にした際にポケット WIFI やテザリングのユーザーが長く居座ることによる長期間の干渉を懸念しています。音声無線環境を使用する場合は、チャネル固定が一般的な構成でしょうか。

 

何を持って一般的とするかは触れませんが、弊社の CP8821 を利用する場合などは、固定ではなく自動設定 (RRM 利用) を推奨しています。W52チャネルだけに限定すると DFS の影響は排除できますが、4チャネルしかないためチャネルを再利用する場合は同一チャネル干渉が発生する確率が高くなり、かえって品質が悪くなる恐れもあります。

人の手で定期的に環境を測定し、頻繁に固定チャネルと電力を変更できるような体制があれば完全固定でも問題ないと思いますが、実際はなかなか大変だと思います。

 

 

> また、使用チャネルについても、W52 のみだけでなく、Flex DFS を利用して、5 GHz 帯の全チャネル使用するつもりでした。 

※ レーダの頻度が高い場所であれば、W52 のみにしますが。。。。

そうすれば、40 MHz で使用しても、9 チャネルあり、AP 間の干渉はほぼないので、出力も自動でいいのではないかと考えています。

 

その考え方で問題ないと思います。ただし音声通話だけを考えるのであれば 40MHz も帯域は必要ないので、20MHz でチャネルを複数備えるという検討もされると良いと思います。

 

詳細な回答ありがとうございました。

自動設定 (RRM 利用) が推奨である旨、承知いたしました。

DFS に関しては、今回新規で建築する施設の隣に、WLC2504 の WLAN 環境を導入している施設があるので、そこで 5GHz を有効にして、以下のコミュニティを参考にして DFS に関するログを確認したいと思います。

 

https://community.cisco.com/t5/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AC%E3%82%B9-%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/dfs-dynamic-frequency-selection-%E3%81%AE%E5%8B%95%E4%BD%9C%E4%BE%8B%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C/ta-p...