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中央スイッチング環境でのWLCの通信負荷について

jiatengcheng
Beginner
Beginner

いつもご支援ありがとうございます。

中央スイッチング環境でのWLCの通信負荷について、教えていただけますでしょうか。

 

現在 WLC 3504 を導入している環境がありますが、来年に新しい建屋ができることで、利用者数が増えるのと同時に、業務用のスマホや無線を使う業務機器の導入、ゲスト無線の公開などの予定があります。

これにより、通信端末が現在の80台程度から、一気に500台ぐらいまで増えます。

全てのCAPWAP通信がWLCを経由するため、WLCがボトルネックとなることを懸念しています。

できれば、中央スイッチングの構成を維持しながら、このボトルネックを解消したいと思いますが、LAGを構成することで解消できますでしょうか。

また、ほかに解消する方法はありますでしょうか。

 

1 件の受理された解決策

受理された解決策

Hideyuki Osaki
Cisco Employee
Cisco Employee

こんにちは。利用者増、端末の種類増、ゲストWi-Fi 開始となると、検証項目がだいぶ増えそうですね。なるべく本番と同じ状態での検証ができると良いのですが。

 

さて、WLC3504 としては、APは150台まで、クライアントは3000台まで対応します。

データシートにはスループット 4Gbps とありますので、単純に3000で割ると1台あたり 1.3Mbps というところでしょうか。もし1台あたり 13Mbps 使うと 40Gbps 必要になるので容量オーバーですね。1.3Mbps というと、某速度測定サイトによるとパンダ級で "ちょっと重いファイルのダウンロードもこれならストレスはないかもしれません" だそうなので、ヘビーユーザー以外は大体これ以下でなんとかなるかもしれません。同サイトのクロヒョウ級が 30Mbps 前後で "かなりの速さですね!イライラすることなくクールにネットを楽しめると思います。" だそうなので、快適さを求めるならそれくらいが必要かもしれません。

 

500台程度であれば、4Gbps/500 = 8Mbps 使えることになるので、これもライトユーザであれば問題ないでしょう。

ただしこれは実はあまり正しい simulation にはなっていません。結局のところ利用するアプリケーションやトラフィックの性質が重要です。Email, Web browsing 程度ならば 8Mbps/client で十分だと思いますが、動画の利用、マルチキャストストリーミングの利用、仮想デスクトップの利用、クラウドへの頻繁なファイルアクセス、頻繁なビデオ Web 会議などがあると、確かに超える可能性があります。

 

WLC3504 にこだわるのならば、mGig を使うということも考えられます。Max 5Gbps なので、1Gbps 以上を更に稼ぐことができます。ただし LAG に mGig ポートを含めると Max 1Gbps になってしまいますのでご注意。その他の4ポートとどのように速度を組み合わせるか、色々と制限があるので下記サイトはよくご確認ください。

https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/controller/technotes/8-5/b_WLC_3504_Release_8_5_Deployment_Guide.html#task_68CFD77F24BD4E068DFB05E82721F947

 

LAG 自体は動的に 4ポートないし 5ポート (4 ports + 1 mGig port) の間での AP 単位でのロードバランスを実施しますので、スイッチの方で変な Etherchannel load balanceを構成していない限り、LAG で 4Gbps (or +mGig) を使えると考えていただいて大丈夫です。もし現構成が LAN ケーブル 1本だけで 1 GE ポートしか使っていないという場合は Max 1Gbps ですので、ケーブル本数を増やして LAG を組むだけで容量は増えます。ケーブルの本数を増やしたくないという場合は mGig ポートに接続し直して、スイッチのポートも mGig 対応のものにするという手もあります。

 

最終的な選択肢としては FlexConnect Local Switching にしてしまうというものですね。これで中央スイッチングの容量については考えなくて良くなります。ただし IPv6 の使用に制限が出るとか、ローミングのプランを変えるとか、IP addressing 計画を変えるとか、何かと大幅なデザイン変更が発生する可能性があります。

 

そうそう、C9800-L であれば、ほぼ同じサイズで大幅にパワーUPしますよ。中央スイッチングでスループット10Gbps も狙えます。Wi-Fi6 世代を見据えるならばアップグレードしてしまうのも手です。最新のソフトウェアではほぼ AireOS(WLC3504) で実現していた機能が動きます(一部互換性のない機能もあります)。

 

 

以上、ご参考になれば良いのですが、私の考えです。

元の投稿で解決策を見る

4件の返信4

Hideyuki Osaki
Cisco Employee
Cisco Employee

こんにちは。利用者増、端末の種類増、ゲストWi-Fi 開始となると、検証項目がだいぶ増えそうですね。なるべく本番と同じ状態での検証ができると良いのですが。

 

さて、WLC3504 としては、APは150台まで、クライアントは3000台まで対応します。

データシートにはスループット 4Gbps とありますので、単純に3000で割ると1台あたり 1.3Mbps というところでしょうか。もし1台あたり 13Mbps 使うと 40Gbps 必要になるので容量オーバーですね。1.3Mbps というと、某速度測定サイトによるとパンダ級で "ちょっと重いファイルのダウンロードもこれならストレスはないかもしれません" だそうなので、ヘビーユーザー以外は大体これ以下でなんとかなるかもしれません。同サイトのクロヒョウ級が 30Mbps 前後で "かなりの速さですね!イライラすることなくクールにネットを楽しめると思います。" だそうなので、快適さを求めるならそれくらいが必要かもしれません。

 

500台程度であれば、4Gbps/500 = 8Mbps 使えることになるので、これもライトユーザであれば問題ないでしょう。

ただしこれは実はあまり正しい simulation にはなっていません。結局のところ利用するアプリケーションやトラフィックの性質が重要です。Email, Web browsing 程度ならば 8Mbps/client で十分だと思いますが、動画の利用、マルチキャストストリーミングの利用、仮想デスクトップの利用、クラウドへの頻繁なファイルアクセス、頻繁なビデオ Web 会議などがあると、確かに超える可能性があります。

 

WLC3504 にこだわるのならば、mGig を使うということも考えられます。Max 5Gbps なので、1Gbps 以上を更に稼ぐことができます。ただし LAG に mGig ポートを含めると Max 1Gbps になってしまいますのでご注意。その他の4ポートとどのように速度を組み合わせるか、色々と制限があるので下記サイトはよくご確認ください。

https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/controller/technotes/8-5/b_WLC_3504_Release_8_5_Deployment_Guide.html#task_68CFD77F24BD4E068DFB05E82721F947

 

LAG 自体は動的に 4ポートないし 5ポート (4 ports + 1 mGig port) の間での AP 単位でのロードバランスを実施しますので、スイッチの方で変な Etherchannel load balanceを構成していない限り、LAG で 4Gbps (or +mGig) を使えると考えていただいて大丈夫です。もし現構成が LAN ケーブル 1本だけで 1 GE ポートしか使っていないという場合は Max 1Gbps ですので、ケーブル本数を増やして LAG を組むだけで容量は増えます。ケーブルの本数を増やしたくないという場合は mGig ポートに接続し直して、スイッチのポートも mGig 対応のものにするという手もあります。

 

最終的な選択肢としては FlexConnect Local Switching にしてしまうというものですね。これで中央スイッチングの容量については考えなくて良くなります。ただし IPv6 の使用に制限が出るとか、ローミングのプランを変えるとか、IP addressing 計画を変えるとか、何かと大幅なデザイン変更が発生する可能性があります。

 

そうそう、C9800-L であれば、ほぼ同じサイズで大幅にパワーUPしますよ。中央スイッチングでスループット10Gbps も狙えます。Wi-Fi6 世代を見据えるならばアップグレードしてしまうのも手です。最新のソフトウェアではほぼ AireOS(WLC3504) で実現していた機能が動きます(一部互換性のない機能もあります)。

 

 

以上、ご参考になれば良いのですが、私の考えです。

jiatengcheng
Beginner
Beginner

お忙しいところ、詳細なアドバイスありがとうございました。

コアスイッチの交換も検討しているので、mGig ポートを使う方向で検討してみたいと思います。

スイッチの価格が跳ね上がるようであれば、LAG で進めようかと思います。

FlexConnect Local Switching も検討してみたのですが、FlexConnect Local Switching は、異なるIPセグメント間ローミングはできなかったと思いますが、あっていますでしょうか。