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返信

2015/08/25 Webcast "CUWN の新機能の紹介とトラブルシューティング" フォローアップ(エキスパートに質問)

このエキスパートに質問は2015/8/25に開催した Webcast のスピーカーが担当します。
Webcast トピック に関することでしたらできる限り回答いたしますので、どうぞご利用ください。

 

開催期間: 2015年8月26日~9月6日
担当エキスパート:松村 一平(Kunikata Matsumura)

[質問方法]
・サポートコミュニティへ Cisco.com ID でログインすると、この説明の右下に「返信」ボタンが表示されます。「返信」ボタンのクリック後に表示される投稿欄に質問をご記入ください。「Submit」ボタンをクリックすると質問が投稿されます。
・もしひとつの質疑応答が進行している場合でも、他の新しい質問を同じスレッド内に投稿いただいて問題ありません。


エキスパートから返信が得られた質問については、評価機能でその回答が適切であったかをエキスパートへぜひ伝えてください。

2件の返信2

Nobuki Honjo
Level 1
Level 1

いつもお世話になっております。

 

以前、2014/06/20 CTU [AireOS 8.0 アップデート Part1] では、

Default GW との keep alive動作について、「連続して6つのpingがdropすると、GWに対してARPを送る。ARP Responseが返ってきたら、GWへの疎通確認とみなし、false positive(誤判定)を減らす」と情報が御座いました。

今回頂いた資料には"GWに対してARPを送る"といった情報はなく、Retries Countのdefaultは12など情報に差分が御座います。

Default GWとのReachabilityが失われた際、GWに対してARP送信する動作の有無を含め、

Switchoverするまでの詳細動作をご教授頂けますでしょうか。

ご質問ありがとうございます。

ご参照頂いている資料にあるように、ソフトウェアバージョン 8.0 からは、7.6 以前で行っていた ICMP での疎通確認に加えて、ARP による疎通確認も行なうことで、Default GW との疎通確認の誤判定を減らすように機能が拡張されています。

 

Default GW への ICMP での疎通確認のリトライ回数の default 値は 12 であり、本セッションで紹介している通りです。ARP による疎通確認は ICMP でのリトライ回数が設定値の半分を超えた際に行われます。
つまり、ICMP のリトライ数 12 の半分の 6 回行っても応答が得られない場合、ARP による疎通確認を行うことになり、ご参照頂いているドキュメントに記載されている内容の通りとなります。


Switchover が発生する条件は、上記アルゴリズムを用いた Active WLC から Default GW への keep alive と Standby WLC から Default GW への keep alive に加え、Standby WLC と Active WLC 間での RP と RMI 経由での keep alive の組み合わせで決まります。
本セッション中で紹介した表を以下に転載致します。

Switchover が発生する条件