2023-09-17 03:34 PM
掲題について、Aironet シリーズとMeraki MRシリーズとを1フロアに混在させて運用することは非推奨になりますでしょうか。
その場合、技術的な観点から不可である理由を多少いただけますでしょうか。
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2023-09-17 08:11 PM
@shunta1983 its ok. i used the translator. as i know you cannot mix meraki and cisco APs in same controller. if you nee to use meraki and cisco with different controllers but in same SSID (which i understood by your request. correct me if i am mistaken) that will not be suitable. better have same AP brand/models for identical network requirement.
2023-09-18 05:04 PM
無線LANの電波環境の観点だと、Wireless LAN Controllerが「WLC / C9800」と「Meraki Cloud」の2つ存在してしまうため、
電波の制御ドメインが分かれてしまうデメリットが出てきます。
例えば、高密度環境だとカバレッジを考慮しながら如何に電波を調整して干渉を少なくするかが肝になるので、
一方の製品から他方の製品の電波を制御できない環境だと、トラブルが発生すると解決まで長引く可能性が出てくるかもしれません。
業務用にはAironet、ゲストWi-FiにはMeraki MRのような用途の使い分けは想定されるので、
1フロアへの製品の混在そのものが問題にはならないと思います。
しかしながら表現を変えると「無線LANの設計次第の要素が大きい」とも言えるので、
よほどの理由がなければ慣れないことはしない手もあるかと存じます。
電波周りのチューニングは何度も実案件をこなさないと経験を積みにくい領域なので、職人芸に近いものだと個人的には思っています。
また私見になりますが、Meraki MRはシンプルであるのが特徴故にチューニング要素がArionetシリーズと比べるとどうしても少ないので、高密度環境になると打てる手が限られてきます。
同一フロア内でもAironetとMeraki MRで提供エリアが分かれていれば電波が干渉し難いかもしれませんが、
もしお互いが全く同一の範囲をカバーするのであれば干渉しやすくなるので、Meraki MR側のチ ューニングが難しくなりそうな気がしました。
2023-09-19 09:47 PM 2023-09-19 09:49 PM 更新
こんにちは。
私の経験上、その2つを混ぜるのは危険です。お勧めしません。
前の方が答えているように、管理ポイントが分かれてしまうのが大きな問題です。例え同じ SSID を使っていて、同じチャネルであったとしても、Aironet と MR はお互いに相手を「不正 AP (Rogue AP)」とみなすでしょう。設定次第ではそれら不正 AP に接続しようとする哀れなクライアントを救うために、防御措置として強制的な切断を仕掛ける可能性もあります。
また、チャネルが同じである場合、当然ながら同一チャネル間干渉(CCI)が発生し、通信速度が著しく低下する恐れがあります。Aironet も MR も、管理ポイントが単独である場合はその無線コントローラが上手い具合に CCI が発生しにくいような最適なチャネルを適用してくれる可能性が高いですが、お互いに意思疎通ができない管理ポイント同士ですので、チャネルの衝突、CCI の発生が起こりやすいのです。全ての AP を一台ずつ Static にチャネルを設定して、人間の手で CCI を防ぐことはある程度可能かもしれませんが、そうなるとシスコの無線LANソリューションを使っている理由の8割くらいのメリットを失うと言えるでしょう。
仮に CCI を防いだとしても、やはりお互いに Rogue とみなしてますので、RRM で協調することもできませんし、802.11v/k/r といったエンタープライズ向けの高速ローミングサービスなどの恩恵を受けることもできず、かえって悪影響を及ぼす可能性が高いです。
どのような理由で混在を考えられているのか存じませんが、基本的には混在させないことを強くお勧めします。
移行中でどうしても、というような状況がある場合は、次の記事にあるような Meraki Dashboard による Catalyst AP の管理ソリューションをご検討いただいても良いかもしれません。ただし、この場合も前述の CCIと不正AP の話は残りますのでご留意ください。
2023-09-17 05:01 PM 2023-09-17 05:01 PM 更新
@shunta1983 私の個人的な見解では、ソリューションを適切に設計すれば、問題はないと思います。この点はどこでわかりましたか?議論の余地がある
2023-09-17 05:57 PM
ご返信ありがとうございます。(恐縮ですが、日本語が自然でないように感じます。英語ネイティブの方であれば、英語のまま返信いただいても構いません)
Aironet シリーズとMeraki MRシリーズのアクセスポイントを1フロアに混在させても、特にローミングなどの条件で技術的に障害、性能劣化は起こらないとのことでしょうか。
御社のドキュメントにアクセスポイントが同一型番でない場合に言及した記述というものはあるのでしょうか。
2023-09-17 08:11 PM
@shunta1983 its ok. i used the translator. as i know you cannot mix meraki and cisco APs in same controller. if you nee to use meraki and cisco with different controllers but in same SSID (which i understood by your request. correct me if i am mistaken) that will not be suitable. better have same AP brand/models for identical network requirement.
2023-09-18 05:04 PM
無線LANの電波環境の観点だと、Wireless LAN Controllerが「WLC / C9800」と「Meraki Cloud」の2つ存在してしまうため、
電波の制御ドメインが分かれてしまうデメリットが出てきます。
例えば、高密度環境だとカバレッジを考慮しながら如何に電波を調整して干渉を少なくするかが肝になるので、
一方の製品から他方の製品の電波を制御できない環境だと、トラブルが発生すると解決まで長引く可能性が出てくるかもしれません。
業務用にはAironet、ゲストWi-FiにはMeraki MRのような用途の使い分けは想定されるので、
1フロアへの製品の混在そのものが問題にはならないと思います。
しかしながら表現を変えると「無線LANの設計次第の要素が大きい」とも言えるので、
よほどの理由がなければ慣れないことはしない手もあるかと存じます。
電波周りのチューニングは何度も実案件をこなさないと経験を積みにくい領域なので、職人芸に近いものだと個人的には思っています。
また私見になりますが、Meraki MRはシンプルであるのが特徴故にチューニング要素がArionetシリーズと比べるとどうしても少ないので、高密度環境になると打てる手が限られてきます。
同一フロア内でもAironetとMeraki MRで提供エリアが分かれていれば電波が干渉し難いかもしれませんが、
もしお互いが全く同一の範囲をカバーするのであれば干渉しやすくなるので、Meraki MR側のチ ューニングが難しくなりそうな気がしました。
2023-09-18 06:11 PM
詳細な解説ありがとうございます。参考にさせていただきます。
2023-09-19 09:47 PM 2023-09-19 09:49 PM 更新
こんにちは。
私の経験上、その2つを混ぜるのは危険です。お勧めしません。
前の方が答えているように、管理ポイントが分かれてしまうのが大きな問題です。例え同じ SSID を使っていて、同じチャネルであったとしても、Aironet と MR はお互いに相手を「不正 AP (Rogue AP)」とみなすでしょう。設定次第ではそれら不正 AP に接続しようとする哀れなクライアントを救うために、防御措置として強制的な切断を仕掛ける可能性もあります。
また、チャネルが同じである場合、当然ながら同一チャネル間干渉(CCI)が発生し、通信速度が著しく低下する恐れがあります。Aironet も MR も、管理ポイントが単独である場合はその無線コントローラが上手い具合に CCI が発生しにくいような最適なチャネルを適用してくれる可能性が高いですが、お互いに意思疎通ができない管理ポイント同士ですので、チャネルの衝突、CCI の発生が起こりやすいのです。全ての AP を一台ずつ Static にチャネルを設定して、人間の手で CCI を防ぐことはある程度可能かもしれませんが、そうなるとシスコの無線LANソリューションを使っている理由の8割くらいのメリットを失うと言えるでしょう。
仮に CCI を防いだとしても、やはりお互いに Rogue とみなしてますので、RRM で協調することもできませんし、802.11v/k/r といったエンタープライズ向けの高速ローミングサービスなどの恩恵を受けることもできず、かえって悪影響を及ぼす可能性が高いです。
どのような理由で混在を考えられているのか存じませんが、基本的には混在させないことを強くお勧めします。
移行中でどうしても、というような状況がある場合は、次の記事にあるような Meraki Dashboard による Catalyst AP の管理ソリューションをご検討いただいても良いかもしれません。ただし、この場合も前述の CCIと不正AP の話は残りますのでご留意ください。
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