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CUCM・IPPhoneのレベルダイヤについて

Mitsuhiro Hida
Level 4
Level 4

CUCM、IP-Phone、VoiceGWの基本的な構成において、

CUCMやIP-Phoneには内線・外線発着信における音声レベルを抑えるレベルダイヤ(単位dB)

を設定する項目はないかと思われますが、固定値または自動調整されているのでしょうか。

 

質問させて頂いた経緯としましては

通常、音声通話を行う場合、信号上ほとんどロスがない状態では通話音量が大きく

キンキンした音でハウリング状態になるかと思われますので、

その辺りどのような設計をするべきなのかと考えております。

 

※VoiceGWではコンフィグにて以下の様な形で減衰値を設定できますが、

 CUCMでは固定値もしくは自動調整されている?

 

voice-port 0/0/0:23

 output attenuation 1

 

以上、よろしくお願い致します。

 

1 件の受理された解決策

受理された解決策

Tetsuya Nakahama
Cisco Employee
Cisco Employee

Hida様

ご質問ありがとうございます。

 

IP Phoneの送信レベルについては、公開されております情報はありません。

一般的な電話機と同様に、人の音声をマイクで電気的な信号に変換し、

さらにデジタル化(RTPパケット化)して送信します。

 

送信(受信)の音量は、ハンドセットのマイク(スピーカー)の特性に依存しますが、

弊社のIP Phoneのハンドセットは、TIA 810 および TIA 920 に準拠して調整されています。

送信レベルおよび周波数特性は、IP Phoneの機種により、差分はありますが、

上記の規格の範囲内です。

 

デジタル化(RTPパケット化)された音声は、音声レベルはそのままで、

相手側の電話機またはVoice GWに伝送されます。

そのため、従来型のPBX装置と電話機の構成

(レベルダイヤで、-12dBから-16dBのロスがはいるシステム構成)に比べ受信側での音量は大きくなります。

(エコーに関しては、エコーキャンセラーで制御します。)

 

受信側での音声レベルが大きすぎると感じる場合、

受信側の電話機のボリュームで調整します。

受信側がVoice GWの場合、ゲインまたはアッテネーションの設定により、音声レベルを調整します。

 

よろしくお願い致します。

元の投稿で解決策を見る

2件の返信2

Tetsuya Nakahama
Cisco Employee
Cisco Employee

Hida様

ご質問ありがとうございます。

 

IP Phoneの送信レベルについては、公開されております情報はありません。

一般的な電話機と同様に、人の音声をマイクで電気的な信号に変換し、

さらにデジタル化(RTPパケット化)して送信します。

 

送信(受信)の音量は、ハンドセットのマイク(スピーカー)の特性に依存しますが、

弊社のIP Phoneのハンドセットは、TIA 810 および TIA 920 に準拠して調整されています。

送信レベルおよび周波数特性は、IP Phoneの機種により、差分はありますが、

上記の規格の範囲内です。

 

デジタル化(RTPパケット化)された音声は、音声レベルはそのままで、

相手側の電話機またはVoice GWに伝送されます。

そのため、従来型のPBX装置と電話機の構成

(レベルダイヤで、-12dBから-16dBのロスがはいるシステム構成)に比べ受信側での音量は大きくなります。

(エコーに関しては、エコーキャンセラーで制御します。)

 

受信側での音声レベルが大きすぎると感じる場合、

受信側の電話機のボリュームで調整します。

受信側がVoice GWの場合、ゲインまたはアッテネーションの設定により、音声レベルを調整します。

 

よろしくお願い致します。

Mitsuhiro Hida
Level 4
Level 4

Nakahama様

ご回答ありがとうございます。

基本的にCUCMでもIPPhone側でも減衰はさせておらず、IPPhoneのエコーキャンセラーならびにボリューム設定で調整している旨、承知しました。

どうしても固定での音声レベル調整が必要になった場合はVGWの voice port で調整したいと思います。

 

以上です。