はじめに
フリーダイヤルにて話中時迂回や、話中時ガイダンス等の機能を使用する場合、Voice GW からの切断信号(DISC、REL、RELCOMP)の理由表示とともに、生成源がローカルユーザ私設網になっている必要があります。このドキュメントでは、生成源について Voice GW の対応方法を説明します。
1. フリーダイヤル オプションサービスについて
切断信号(DISC、REL、RELCOMP)の理由表示とともに、生成源がローカルユーザ私設網になっている必要があるサービスの例が以下となります。
NTT Communications(フリーダイヤル オプションサービス:話中時迂回)からの引用
NTT Communications(フリーダイヤル オプションサービス:話中時ガイダンス)からの引用
2. ISDN Q.931 理由表示の使用方法及び生成源について
ISDN Q.931 理由表示の使用方法及び生成源を示します。
NTT 技術参考資料
INSネットサービスのインタフェース第3分冊(レイヤ3回線交換編)
9.理由表示の使用方法及び生成源 からの引用
参考ドキュメント
NTT 技術参考資料
INSネットサービスのインタフェース第3分冊(レイヤ3回線交換編)
3. Voice GW の対応方法
MGCP GW(PRI Backhaul) の場合は、H.323プロトコルに変更し、以下のコマンドにて生成源をローカルユーザ私設網に設定してください。
router(config)# interface Serial0/1/0:23
router(config-if)# isdn cause-location 1
なお、ISR4000 では、以下の問題が修正されたバージョン以降を使用する必要があります。
CSCua57391 isdn cause-location command support for switch-type primary-ntt
CSCvp70443 isdn cause-location command support for switch-type primary-ntt