はじめに
Webex の利用者から「会議中に特定の機能を使用できない (画面共有やチャット機能など)」といったお問い合わせが寄せられることがあります。本ドキュメントではそのような場合に確認すべき点を3つ紹介します。
1. 会議予約時の設定で機能が制限されていないか確認する
最初に確認すべき内容は、「主催者により会議予約の段階で機能制限が行われたかどうか」です。Webex では会議予約時に参加者に対して各種機能の使用を許可・制限することが可能なため、まずは主催者へ意図的に制限された機能であるか確認してください。
会議予約時の機能制限は、下記の通りミーティングオプションの編集、あるいは出席者権限の編集から実施可能です。


2. セッションタイプで機能が制限されていないか確認する
会議予約段階では機能制限が行われていなくとも、予約時に使用されたセッションタイプ (User Hub 上ではミーティングタイプ) によってあらかじめ機能が制限されている場合があります。この場合、組織の IT 管理者など Webex の利用・運用を管理する部門までお問い合わせの上、機能制限が行われていないか確認してください。
Control Hub 組織の管理者は、Control Hub > ミーティング > 対象のサイト名を選択 > 共通設定 > セッションタイプ から確認・編集が可能です。

3. セッションタイプが主催者に割り当てられているか確認する
Control Hub 上で管理者の意図した通りにセッションタイプが設定されていたとしても、主催者に対して割り当てられておらず会議中の機能使用に支障をきたす場合があります。この場合、2. 同様に Webex の利用・運用を管理する部門までお問い合わせの上、主催者に対し正しくセッションタイプが割り当てられているか確認してください。
Control Hub 組織の管理者は、Control Hub > ユーザー > 対象のユーザーを選択 > ミーティングタブ > 「設定は次に適用されます」のドロップダウンメニューにて主催権限を有するサイトを選択 から割り当てが可能です。

参考情報
Manage session types in Control Hub
Change a Webex Custom Session Type
Webexサイト: ユーザーによるミーティングタイプの選択を制限する方法