はじめに
Bluetooth で接続されるヘッドセットでは、様々なコーデックが利用されます。
Cisco社のヘッドセットの上位機種では、SBC、AAC、Qualcomm aptX、aptX HD、
aptX Low Latency、aptX Adaptive等のコーデックがサポートされています。
このドキュメントでは、Android端末で使用されるコーデックの確認方法と
変更方法について説明します。
1.Android 端末でサポートされるBluetooth コーデック
![BT-Codec-Android1.jpg BT-Codec-Android1.jpg](https://community.cisco.com/t5/image/serverpage/image-id/192440iCF88355187A766B0/image-size/large?v=v2&px=999)
Android端末、Bluetooth Headsetでサポートされるコーデックは機種に依存します。
サードパーティ製アプリを使用すると、Bluetooth ヘッドセットでサポートされている
コーデックの種類、現在の接続で使用されているコーデックを確認できます。
また、Android OSの開発者向けオプションを有効にすると、使用するコーデックを
選択できるようになります。
2.Android端末でBluetooth コーデックを確認する方法
Bluetooth Finder, Scanner Pair、Bluetooth Audio Device Widget、
Bluetooth Codec Changer 等のサードパーティ製アプリを使用すると、
Bluetooth ヘッドセットでサポートされているコーデックの種類、
現在の接続で使用されているコーデックを確認できます。
下図はサードパーティ製アプリでの表示例です。
![BT-Codec-Android2-1.jpg BT-Codec-Android2-1.jpg](https://community.cisco.com/t5/image/serverpage/image-id/192442i8F8C2D2C481464CA/image-size/large?v=v2&px=999)
![BT-Codec-Android2-2.jpg BT-Codec-Android2-2.jpg](https://community.cisco.com/t5/image/serverpage/image-id/192443i75568651EE13AE2B/image-size/large?v=v2&px=999)
3.Android端末でBluetooth コーデックを変更する方法
Android OSの開発者向けオプションを有効にすると、使用するコーデックを
選択できるようになります。
Androidの設定でデバイス情報を連打すると、開発者向けオプションが有効に
なります。開発者向けオプションのBluetooth オーディオコーデックの設定で
使用するコーデックを選択することができます。
下図は、コーデックを設定変更する場合の表示例です。
(Android端末には Google Pixel 7 Pro を使用しています。)
![BT-Codec-Android3.jpg BT-Codec-Android3.jpg](https://community.cisco.com/t5/image/serverpage/image-id/192446i915B97ECE05FDB2A/image-size/large?v=v2&px=999)
まとめ
Bluetooth ヘッドセットは、機種により様々なBluetoothコーデックをサポート
しています。
サードパーティ製アプリを使用すると、Bluetooth ヘッドセットでサポートされている
コーデックの種類、現在の接続で使用されているコーデックを確認できます。
また、Android OSの開発者向けオプションを有効にすると、使用するコーデックを
選択できるようになります。