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2015-01-22
05:32 PM
- dernière modification le
2019-04-09
09:51 AM
par
sanakaza
このドキュメントは英語版の翻訳です。最新の内容は英語版をご確認ください。
CDR - テスト ドキュメント
このドキュメントは、Cisco Unified Communications Manager のアプライアンス モデル(つまり、CUCM バージョン 5.x 以降)に適用できます。
Cisco Unified Communications Manager は、次に示すように、通話履歴と診断情報を保存する 2 種類のレコードを生成します。
CDR と CMR の両方 を総称して CDR データと呼んでいます。CDR データは、 CallManager システムのユーザによって発信または受信されたすべてのコールに関する 1 つのレコードを提供します。CDR データは主に、課金レコードを生成するために役立ちますが、コールのアクティビティの追跡、特定タイプの問題の診断、キャパシティ プランニングにも使用できます。
CDR には、コールの発信元、コールの送信先、コールが開始された日時、実際に接続された時間、およびコールが終了した時間に関する情報が含まれます。コールは、発信者がオフフックした時点で開始または発信されたものとみなされます。また、発信者または着信側のいずれかがオンフックすると、コールは終了したものとみなされます。 CMR には、送受信されたデータ量、ジッター、遅延、パケット損失に関する情報が含まれます。
CallManager サービス パラメータの「CDR Log Calls with Zero Duration Flag」は、まったく接続されなかったり、接続期間が 1 秒未満だったコールの CDR を生成するかどうかを決定します。
例:
注:
CDR Log Calls with Zero Duration Flag サービス パラメータは、CDR Enabled Flag サービス パラメータが True に設定されている場合のみ有効です。CDR の生成が無効になっている場合、CDR Log Calls with Zero Duration Flag サービス パラメータの設定値は無意味となります。
CDR Log Calls with Zero Duration Flag サービス パラメータの設定値に関係なく、通話時間が 0 秒で、何らかのエラー状態で終了したコールの CDR データを生成します。このタイプのコールの例としては、コール先が通話中であったり、存在しない電話番号へのコールがあります。これらのコールは接続されなかったため期間が 0 秒ですが、CDR が生成されます。
CDR Log Calls with Zero Duration Flag サービス パラメータが True に設定されている場合を除き、期間が 0 秒で正常に終了されたコールの CDR は生成しません。CDR の生成が有効になっている場合、 CallManager は、1 秒以上接続されたコールごとに CDR を生成します。
[System] > [Service Parameters] の順に選択します。
ドロップダウン ボックスからサーバを選択し、 CallManager のサービスを選択します。
「Call Diagnostics Enabled」パラメータを次のいずれかに設定します。
---- または ----
Enabled Regardless of CDR Enabled Flag(CDR Enabled Flag サービス パラメータの設定値に関係なく CMR を生成する)
[System] > [Enterprise Parameters] の下には、CDR に関連する 2 つのパラメータがあります。
このパラメータは、CDR データを収集する時間間隔を指定します。たとえば、この値を 1 に設定すると、各ファイルには 1 分間の CDR データ(有効な場合は、CDR と CMR)が含まれます。この間隔が経過するまで、CDR データベースは各ファイルのデータを受信しません。したがって、このパラメータに設定する間隔を決める際には、どのぐらい迅速に CDR データにアクセスする必要があるかを考慮してください。最小値は 1(デフォルト値)です。最大値は 1440 です。この必須フィールドの測定単位は分です。
このパラメータは、クラスタの一意の ID を指定します。このパラメータは CDR で使用されるため、複数のクラスタから収集された CDR をソースまで トレースできます。デフォルト値は StandAloneCluster です。最大長は 50 文字 で、A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9、ピリオド(.)、ハイフン(-)の任意の文字で構成される有効なクラスタ ID を指定します。。
クラスタ内の各ノード上でネットワーク サービスとして稼働します(パブリッシャを含む)。
CDR フラット ファイルがどのように処理されるか理解するには、CDR Repository Manager のディレクトリ構造について詳細を理解しておく必要があります。
以下で説明するとおり、CDR Repository Manager ディレクトリ構造は、パブリッシャ上にのみ存在します。
/var/log/active/cm/cdr_repository の下にすべて収納されています。
admin:file list activelog /cm/cdr_repository
<dir> car
<dir> destination1
<dir> destination2
<dir> destination3
<dir> preserve
<dir> processed
<dir> tmp
<dir> trans
dir count = 8, file count = 0
admin:
trans :CM ノードから受信中のファイル
tmp :処理を待機中のファイル
preserve/yyyymmdd:送信されるファイルまたは CAR がロードするファイル
processed/yyyymmdd:正常にすべての送信先に送信され、CAR によってロードされたファイル(CAR がアクティブ化されておらず、課金サーバが設定されていない場合、ファイルは直接ここに転送されます)。
destinationX/yyyymmdd:preserve の下にあるファイルへのシンボリック リンクを含みます。CDR Repository Manager サービスは、これらのソフト リンクを使用して、どのファイルを課金サーバへ転送する必要があるかを判断します。
car/yyyymmdd:preserve の下にあるファイルへのシンボリック リンクを含みます。CAR スケジューラ サービスは、これらのソフト リンクを使用して、どのファイルを CDR ローダによって処理する必要があるかを判断します。
通常の動作シナリオ:
CallManager サービスを稼働しているノード上の CDR Agent がファイルをパブリッシャに送信すると、それらのファイルはパブリッシャの「preserve/yyyymmdd」ディレクトリに保存されます。CAR がアクティブ化されている場合は、これらのファイルへのシンボリック リンクが「car/yyyymmdd」ディレクトリに作成されます。課金サーバが設定されている場合は、「destinationX/yyyymmdd」ディレクトリにもこれらのファイルへのシンボリック リンクが作成されます(最大 3 つの課金サーバを設定できるため、X に指定可能な値は 1、2、3 です)。
CDR ローダがファイルを処理し、対応するレコードを CDR データベースに入力するまで、これらのファイルは「preserve」ディレクトリで保持されます。CDR ファイルは、処理後、「processed」ディレクトリへ移動されます。
CDR ロードが有効で、課金サーバが設定されている場合は、両方の操作が完了するまで、つまり、CDR ロードとファイルの課金サーバへの転送の両方が完了するまで、CDR ファイルは引き続き「preserve」ディレクトリに保持されます。
したがって、通常の動作シナリオでは、最終的にすべての CDR フラット ファイルが、「preserve」ディレクトリではなく、「processed」ディレクトリに配置されます。これは、それらのファイルのすべての操作が完了したことを示しています。
file list activelog /cm/cdr_repository/preserve/20150105
file list activelog /cm/cdr_repository/processed/20150105
サービスの相互作用をより明確に理解するために、クラスタ内に 1 つのパブリッシャと 1 つのサブスクライバの計 2 つのサーバがあると想定し、 CallManager サービスはサブスクライバ上でのみ稼働しているものとします。CDR および CMR ファイルは、次のように管理されます。
注:
CallManager サービスを稼働するノードごとに、そのノードの CDR Agent サービスが、フラット ファイルをパブリッシャの cdr_respository ディレクトリ構造へ転送する役割を果たします。CallManager サービスがパブリッシャで稼働している場合は、パブリッシャの CDR Agent サービスが、フラット ファイルをパブリッシャの cdr_repository ディレクトリ構造へ転送します。
システムは、FTP/SFTP を使用して事前設定された最大 3 つの送信先(課金サーバ)へ CDR ファイルを送信できます。パブリッシャ上の CDR Repository Manager が CDR ファイルを課金サーバへ転送します。
任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、シスコでは、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)によってシスコが認定する SFTP 製品を使用することを推奨しています。CTDP パートナー(GlobalSCAPE など)は、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager でそれらの製品を認定しています。ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で認定している製品を取り扱うベンダーについては、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl/ [英語]
サポートされている Cisco Unified Communications バージョンで GlobalSCAPE を使用する方法の詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx [英語]
シスコでは社内テストに次のサーバを使用しています。いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。
•Open SSH(http://sshwindows.sourceforge.net/ [英語] を参照)
•Cygwin(http://www.cygwin.com/ [英語] を参照)
•Titan(http://www.titanftp.com/ [英語]を参照)
設定のスクリーンショット
Cisco Unified Communications Manager の [CDR Analysis and Reporting] ページで、以下のスクリーンショットに示すように、[System] > [Scheduler] > [CDR Load] の順に選択します。
次の画面が表示されます。
Disable Loading:CDR データのロードを無効にします。CDR データを CAR データベースへロードしない場合は、このオプションを使用します。変更内容は、午前 0 時に有効になります。手動で消去操作を実行する場合も、このオプションを使用する必要があります(消去操作を実行する前に、ローダを無効にする必要があります)。CAR スケジューラ サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にできます。
Continuous Loading 24/7:CDR を CAR データベースへロードするため、CDR ローダの 1 日 24 時間、週 7 日の継続した稼働を有効にします。この選択は、CDR ロード スケジューラのデフォルト設定です。
注:このオプションが選択されている場合は、このオプションが優先され、[Time]、[Loading Interval]、[Duration]、および [Uninhibited Loading] などの、画面にある他の CDR ロード パラメータおよび CMR ロード パラメータは無視されます。
Load CDR Only:CDR レコードのみを CAR データベースへロードするには、このチェック ボックスをオンにします。このオプションでは、CMR レコードは CAR データベースにはロードされません。この選択は、CDR ロード スケジューラのデフォルト設定です。CDR レコードと一緒に CMR レコードもロードする場合は、[Load CDR only] チェックボックスを手動でオフにする必要があります。
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