概要
本ドキュメントでは、CMSのシステム情報を取得する手順を説明します。
大まかな手順としては以下のとおりです。
- MMP(コマンドライン)でCMSにファイル作成
- SCPで取得
MMPについては、コマンドリファレンスもご参照いただければと存じます。
https://www.cisco.com/c/en/us/support/conferencing/meeting-server/products-programming-reference-guides-list.html
Cisco Meeting Server Release 2.3 MMP Command Line Reference
MMPでdebugコマンドを実行
CMSのIPアドレスにSSHで接続し、adminユーザでログインします。
ログインし、コマンド「debug <ファイル名>」を実行すると、CMS上に「ファイル名.dbg」というファイルが作成されます。
(実行例)
$ ssh admin@<CMSのIPアドレス>
Please enter password: <- adminユーザのパスワードを入力
Failed logins since last successful login 0
Last login 2017-Mar-01 15:43:01 using SSH remote host <PCのIPアドレス>
cms20a> debug TestFile
TestFile.dbg ready for download via SFTP
CMSからSFTPでファイル取得
CMSのIPアドレスにSFTPで接続し、adminユーザでログインします。
ここでは、WinSCPというアプリケーションでの例を示します。
WinSCPを起動し、下記を入力して「Login」をクリック
- Host name: CMSのIPアドレス
- User name: adminユーザ
- Password: adminユーザのパスワード
- Protocol: SFTP

右側の枠がCMSのrootディレクトリです。debugコマンドで作成した「.dbg」ファイルがあります(図の例ではTestFile.dbg)。
同ファイルを左側の枠(PCのディレクトリ)にドラッグアンドドロップして、コピーします。
PCへのコピー完了後、F8キーまたは「右クリック > Delete」でCMSからファイルを削除してください。
