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Hiroshi Ishiyama
Cisco Employee
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はじめに

Voice GWに搭載されているDSPモジュール(PVDM: Packet Voice Digital Signal Processor Module) は、音声接続(T1/E1インタフェース用のコーデック)、IPベースの音声サービス(会議、トランスコーディング)等の用途に使用されます。

Voice GW内部では、音声接続(T1/E1インタフェース用のコーデック)、IPベースの音声サービスの処理に必要なDSPのリソースをCreditをベースに計算しますが、複雑な計算が必要であるため、音声接続のチャンネル数、IPベースの音声サービスのセッション数を入力するだけで必要なDSPモジュール(PVDM)を選択してくれるDSP Calculatorが公開されています。
ここでは、DSP Calculatorの使い方を簡単に説明します。

1.必要な音声接続用チャンネル数の入力

最初にVoice GWの機種名、IOSバージョンを入力します。
機種に応じてNIMモジュール等の入力画面が表示されます。
各スロットで使用するNIMモジュールを選択し、使用するコーデックの種類毎の必要なチャンネル
数を入力します。
下図は、PRIx2回線(23Bx2-46)を使用し、G.711等のLow Complexityのコーデックのみを
使用する場合の入力例です。

Cal1.png
2.必要なIPベースの音声サービスのセッション数の入力

次にIPベースの音声サービス(会議、トランスコーディング)に使用する条件、セッション数を
入力します。下図は、G.729コーデック使用する8パーティの会議を2セッション使用する場合の
入力例です。

Cal2.png

3.計算結果の確認

最後の画面で、計算結果の確認を行います。

下図では、対象のNIMスロット(0)でPVDM4-64のモジュールが必要であることがであることが
計算結果として出力されています。

Cal3.png

まとめ

Voice GWのモジュール構成を設計する際、DSPリソースの計算が必要になります。
その際、DSP Calculatorを使用するのが便利です。
詳細の使用方法については、ツールのHELP画面が参考になります。

 

備考:

現在のDSP ISR4Kで複数のNIMモジュールを使用する場合、計算結果が適切に表示されない場合があります。(NIMモジュール1枚毎の計算では適切な結果が出力されます。)
Voice GW の設計、購入を行う際は、弊社営業担当、販売代理店にご相談ください。

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