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Hiroshi Ishiyama
Cisco Employee
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はじめに

コールの着信時、応答する前に発信元が外線か内線かを区別したい場合があります。
IP Phoneの場合、ディスプレイの表示でも確認できますが、異なる着信音が鳴れば、区別が容易になります。
このドキュメントでは、IP Phoneの内線と外線の鳴り分け機能
(Distinctive Ringing Feature)について解説します。
 

1.Cisco IP Phone の 鳴り分け機能の実装について

主要な Cisco IP Phone は、内線と外線の鳴り分け機能をサポートしています。
鳴り分けのパターン(Ringing Cadence)は、米国と日本では異なりますが、
Cisco IP Phoneでは、Ring Localeの設定で動作を変更することができます。

米国(Ring Locale: Default)での呼出音は以下の通りです。

日本(Ring Locale: Japan)での呼出音は以下の通りです。

 

2.一般的な着信音(呼出信号)の仕様について

 NTT東日本:技術参考資料:電話サービスのインタフェース  
 に呼出信号に関する電気的条件が記載されています。
 以下は、技術参考資料からの引用です。

  

 一般的な呼出信号(外線着信)の電気的条件 

 

 その他の呼出信号(内線着信)の電気的条件

 Cisco IP Phoneの鳴り分け機能は、上記の技術参考資料をベースにして
 実装されています。

 

まとめ

IP Phoneの鳴り分け機能を利用すれば、外線着信と内線着信をリンギングの音で
区別することができます。

但し、一部の IP Phoneの機種 (CP-8821等)  では、鳴り分け機能がされていません。
その場合、IP Phoneのディスプレイ表示で内線と外線の着信を区別する必要が
あります。

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