工場出荷時の状態へのリセット
Cisco Unified IP Phone を工場出荷時の状態にリセットすると、次の情報が消去されたり、デフォルト値にリセットされたりします。
- CTL ファイル:消去される
- LSC:消去される
- ユーザ設定:デフォルト値にリセットされる
- ネットワー ク設定:デフォルト値にリセットされる
- コール履歴:消去される
- ロケール情報:デフォルト値にリセットされる
- 電 話機のアプリケーション:消去される(電話機は電話機モデルに応じた適切なデフォルト ロード ファイルをロードして復旧される)
事前準備
工場出荷時の状態にリセットする前に、次の条件を満たしていることを確認します。
- 電話機が DHCP 対応のネットワーク上にある。
- 有効な TFTP サーバが DCHP サーバの DHCP オプション 150 またはオプション 66 に設定されている。
- 電話機モデルに応じたデフォルト ロード ファイル、およびそのファイルで指定されたファイルが、DHCP パケットで指定された TFTP サーバで使用できる。
手順
電話機を出荷時の状態にリセットするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | 電 話機の電源コードを抜き、もう一度差し込みます。 電話機は、電源投入サイクルを開始します。 |
ステップ 2 | 電 話機の電源を投入し、スピーカ ボタンが点滅する前に、# を押したままにします。 各回線ボタンが順にオレンジ色で点滅するまで、# を押したままにします。 |
ステップ 3 | # を離し、123456789*0# を押します。 1 つのキーを続けて 2 回押すことができますが、キーを押す順番を間違えると、出荷時の状態にリセットされません。 これらのキーを押すと、電話機の回線ボ タンはオレンジと緑または赤で点滅し、出荷時の状態へリセットするプロセスが実行されます。 このプロセスには数分かかることがあります。 出 荷時の状態へのリセット プロセスが完了し、メイン画面が表示されるまで、電話機の電源を切断しないでください。 |