LD-CELP
Low Delay Code Excited Linear Prediction
低遅延符号励振線形予測
LD-CELP(low delay CELP)は、符号化遅延を2ms以下に低遅延化した CELP である。
CELP を含む多くの符号化方式は、サンプル値を20ms程度のフレームにまとめフレーム単位で符号化の処理を行う。
そのため方式によって決まる一定の符号化遅延が発生する。LD-CELP はフレーム単位の処理を行わず、
過去のサンプル値から後ろ向きに線形予測係数などのパラメータを求め、
また5サンプル単位でコードブック探索を行うことで低遅延化を行っている。
LD-CELP 方式は、ITU-T G.728(16kbps)で使われ、32kbpsのADPCMと同等の音質を実現している。

表:代表的な音声符号化
LD-CELP Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E7%AC%A6%E5%8F%B7%E5%8C%96#LD-CELP