はじめに
このドキュメントでは、Cisco TelePresenceエンドポイント製品の操作リモコンに関する問題のトラブルシューティングについて記載します。
SRをオープンする前に、本ドキュメントに記載の切り分けを実施し、必要情報を取得・整理することが的確・迅速な問題解決に必要となります。
その他のTelePresence製品のトラブルシューティング情報についてはテレプレゼンスのトラブルシューティング関連リンクをご参照ください。
基本情報
Cisco.comドキュメント
Product Support - TelePresence Remote Control
http://www.cisco.com/c/en/us/support/collaboration-endpoints/telepresence-remote-control/tsd-products-support-series-home.html
問題の切り分け
- 発生している問題を把握
- リモコンでのコントロールが全く効かない、リモコン操作によるカメラ向き制御が正しく動作しない、など、問題事象の症状を具体的に把握してください。
- 切り分け方法
- TelePresence製品にタッチパネルが接続されている場合、リモコンによる制御はできません。
- 消費していない乾電池を使う、赤外線強度設定を変更するなどして事象に改善が見られるかどうか確認してください。
- カメラ・端末本体の赤外線受光On/Offは下記設定で切り替えられます。リモコン操作ができない場合、設定がOffとなっていないか確認してください。
- カメラ: Cameras Camera [n] IrSensor: <On/Off>
- 端末本体: SystemUnit IrSensor: <Auto/On/Off>
- タッチパネルを使っていないか
- 乾電池・赤外線強度設定に問題はないか
- カメラ・端末本体の赤外線受光を示すLEDは反応するか
- リモコンのボタンを押下し、カメラ・端末本体の赤外線受光を示すLEDが反応して点滅するか確認してください。リモコンのボタンを押してもLEDが反応しない場合、赤外線信号が届いていないと考えられます。
- 設定に問題はないか
-> Auto設定は、カメラ設定がOnの場合に本体はOff、カメラ設定がOffの場合に本体がOnとなります。
-> カメラと端末本体の両方が On の場合は、端末本体のみリモコンからの赤外線を受信する動作となります。
- 特定のリモコンで操作ができないのか、全リモコンで操作ができないのか
- 後者の場合、リモコンではなく、赤外線信号を受光するカメラや本体の可能性が高いです。
- 特定の設置環境で発生する問題なのか
- リモコンの受光部に強い光が当たっていたり、蛍光灯などの電磁波の影響を受けて正しく動作しない場合があります。別の部屋で動作確認する・設置場所の採光状況など、環境要因による問題でないかを確認してください。
取得ログ
参考情報